『舞妓はレディ』がななんと!舞台版ミュージカルに!

舞妓はレディ舞台版
舞妓舞台

『舞妓はレディ』がななんと!舞台版ミュージカルに!
2015年の日本アカデミー賞最優秀音楽賞、毎日映画コンクール音楽賞など4つの音楽賞を受賞(私としては大感激でした)した映画『舞妓はレディ』が舞台版となって3月4日から福岡博多座での公演が始まります。舞台版では周防義和作曲、種ともこ&周防正行作詞の歌はすべてリメイクされ、映画版とは異なるキャスティングによる、お芝居、歌、ダンスありのミュージカルとなっています。
1月に本読み、そして通し稽古。作詞を担当したシンガソングライター種ともこさんと一緒に立ち会いしました。キャスト全員での目の前でのパフォーマンスには最後にはうるっときちゃいました。3月4日〜20日に福岡にいる方は是非!

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300の顔を持つ役者:大杉漣逝く

大杉漣さんが亡くなってしまった。驚いたしショックです。
写真は1984年の映画の1シーンから。その作品『変態家族兄貴の嫁さん』(周防正行監督)では大杉漣さんは主演です。撮影現場で何度もお会いしお話ししたことがありますが、イメージとしては当時1980年代、転形劇場というコンセプチュアルな芝居(ある意味前衛的な)をやってた劇団の方ですし、怖い人かと思ったらフレンドリーないい人で気さくにお話ししてくれました。
1995年頃に調布の大映(現角川)撮影所でお話ししていたら「北野武監督の作品、いいですよぅ!」って大杉さんが言ってたのを覚えています。その後北野武作品で大活躍でした。
僕よりちょい上ですがまだまだ若いし、訃報を聞いてショックですし残念です。いろんな作品で素晴らしい芝居していて惜しい俳優さんが逝ってしまいました。心よりご冥福をお祈りするばかりです。

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映画『Follow Me』

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映画『Follow Me』を改めて観た!

これは1972年のイギリス映画。主演はミア・ファロー、トポル。この2人のキャラが個性的で惹かれる作品だ。音楽はジョン・バリー。探偵に扮するトポルがマカロン食べながら依頼された仕事を超えた人間関係を作り出す。
ところで、僕が音楽担当した映画『Shall we ダンス?』には『Follow Me』のファンならわかる仕掛けがあるのです! 
その1:柄本明扮する探偵の事務所のシーン、その部屋の壁には『Follow Me』のポスターが。
その2:柄本探偵の役名は三輪徹。ミア・ファローの三輪(ミワ)とトポルが徹(トオル)に、っていう仕掛けです。
その3:トポルも探偵仕事からはみ出すが、三輪徹探偵もはみ出して依頼主のカウンセリングまがいのことまでしたり、自分も社交ダンスにハマっていったり!という映画ファン向けのマル秘仕掛けのご紹介でした。
脚本書いた周防正行監督の愛のあるいたずらです。学生時代にこの『Follow Me』観て好きだったのでオマージュ的に仕掛けをしたのでしょう。
『Follow Me』ではジョン・バリーの書いた主題歌もなかなか良いです。イスラエル生まれのトポルのキャラはラテンな感じです。
この時代の質感、エンタメだけど、なんか自由さ、緩さ、マーケティング的なじゃない、、みたいなある意味勝手な話だけど、なんか惹かれちゃう。

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寿ぎの春!

 

寿ぐ春を迎え、皆様におかれましては、お元気にお過ごしのこととお喜び申し上げます。昨年に引き続きまして、今年もどうぞよろしくお願いします。
 さて
今年も小諸正眼院の「節分会」祈願祭に行ってきました。
凄いよい写真でしょう!
今年の節分は土曜日ということもあり、賑わっていましたよ。
痺れる寒さでありましたが、熱気が上回ったね。
戊戌九紫火星中宮の今年。
始まりました。
今年も「丁寧に生きる」ことを腹に落とし、臨んでいきます。

 正眼院(小諸市八満)では
☆月に一度、坂口ユキ子さんと一緒に、「六根清浄おそうじの会」を開催いたします。
☆夏季には、「納涼ライヴ」企画いたしましょう。
☆サムライ体験の部は「春・夏・秋・冬」とわけて、ご案内させていただきます。
☆毎週月曜日夕方6:30~8:30 殺陣教室開催中 (初心者来たれ!)
★エフエム佐久平・フライディーエクスプレス「吉祥美玲恵のちょっと聴いてみれえ?」毎週金曜午後1:30~2:00生放送中です。テーマ「子育て応援」:なんだ館提供

 応援よろしくお願いしま~す。

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ポール・サイモンがツアー引退ですかあ!

stillcrazy

ポール・サイモンがツアー引退!

ポール・サイモンがツアーからは引退ですね。エリック・クラプトンももうツアーやらないし、70代に入ってちょい寂しい話題ではあります。
ポール・サイモンは何と言っても「Still Crazy,After All These Years」が最高!「まだオレはいかれてるよ」って言えなくなっちゃったのかな。サイモン&ガーファンクル時代のヒット曲は万人受けするキャッチーなヒットソングライターだったけど、それで終る人じゃなくてその後のソロからが彼の真骨頂だったと思う。また2006年のアルバム「Surprise」ではいわゆるキャッ
チ-なヒットタイプのメロディはないけど逆に散文詩的な歌が素晴らしいし、なんとブライアン・イーノによるソニックランドスケープが意外にも新たなサイモンの世界を切り開いた。最も知的なギタリスト、ビル・フリゼールも参加してる。ポール・サイモン、キャロル・キング、ジェームス・テイラーは3大シンガソングライターですね。ビリー・ジョエルも入れなくちゃかな。切りないけど。

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周防義和「映画音楽カミクダキ」in茗荷谷

ガレリアカフェユウ

周防義和「映画音楽カミクダキ」のお知らせ。 
今回は2月25日(日)16時30分から東京、茗荷谷のガレリア・カフェ・ユウにて「映画音楽カミクダキ」を開催です!
一般の方々に向けた、映像にどう音楽をつけたかっていうトークに楽器で説明なども加えつつ行います。(作曲講座ではないです)コンポーザーシンガーのJirafaも参加します。
15名限定の集まりです。

茗荷谷のガレリア・カフェ・ユウは地下鉄丸ノ内線茗荷谷駅徒歩3分のカフェです。

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第17回弦楽セミナー

弦楽セミナーosm2018mizuno

今年も大阪スクールオブミュージックでの「弦楽セミナー」。2001年からはじめて今回が第17回の開催となる。毎年の年度末の一大行事である。全6曲がレコーディングされた。演奏は京都芸大卒の若手グループでリズム・セクションと歌も20代のミュージシャン。学生の作品は5曲で、僕はRock的な弦楽四重奏をドラム、エレキベース、エレキギターのリズムセクションとともに歌もダビング無しでレコーディング。やっぱりせ~ので8人の演奏が奏でると楽しいデス!

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Their Satanic Majesties Request

TheirSatanicMajestiesRiquest

ROLLING STONES『Their Satanic Majesties Request』1967年(上の写真の右)

今聴くと面白い!サウンドが!様々な楽器を使用してるし不思議サウンド満載!

そうか、このアルバムが発表されて50年も経ってしまった。ストーンズの最高の駄作とか問題作と言われた。当時のサイケデリックブームやフラワームーブメント、ヒッピー文化、反キリスト、エスニックワールドミュージックの先取りとか。また当時としては新しい機材であるシンセサイザー、メロトロンの多用、ダビング多用によるライヴ不可能な曲。プログレ、アヴァンギャルド的な側面、ドラッグ文化のロック等々。

しかし50年経って聴くとけっこう面白い。ミック・ジャガーもそう言ってるらしい。またブライアン・ジョーンズがブラス、フルート、ハープ、メロトロン、エレキシタール等マルチ奏者振りを一番発揮したアルバム。レッド・ツェッペリン結成前のジョン・ポール・ジョーンズが「She’s A Rainbow」の弦楽四重奏アレンジ等も面白い。この曲のメロディは美しく、頻繁にテレビなどで選曲で使用されているストーンズのメロディタイプの名曲。当時中学生の僕はこのキレイなメロディが繰り返されるうちにミックがだんだん耐えられなくなりメロディを崩して歌うところがR&Bぽくてカッコイイと思った。ピアニストのニッキ-・ホプキンスが大活躍している。メインの曲「Sing This All Together」のドラムは「キック4つ打ち系」というのも面白い。エンジニアのグリン・ジョンズの貢献度も大きようだ。

とにかくこの後ストーンズは最大傑作の『BEGGARDS BANQUET』(1968)『LET IT BLEED』(1969)『EXILE ON MAIN STREET』(1972)を出すのでこの『Their Satanic Majesties Request』でのある意味失敗を充分糧にしているのだろう。しかしストーンズで一番カラフルで不思議な中近東風サイケなアルバムであることは確か。そしてこの時代、ポップの最大のメジャーバンドがこんなやりたい放題の勝手なアルバム作れるっていうことが凄い。

写真右はROLLING STONES『Their Satanic Majesties Request』(1967年)の昨年再発されたスペシャル盤のジャケット。通常のCDより大きいケースの中に2枚のCDが収録されている。

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カズオ・イシグロの『日の名残り』

日の名残りedit

映画『日の名残り』(原題:Remains of the day 公開1993年)をあらためて観た。

昔ビデオで見ていてイギリスのいい感じの作品と思ってた。その前に『羊たちの沈黙』でアンソニー・ホプキンスって凄い俳優だな、って思って同じく主演しているこの『日の名残り』を見たのだった。しかし原作のカズオ・イシグロには気づかずだった。なので2017年ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロが『日の名残り』の原作者と知りびっくり!そして小説も英語圏の最高の評価と言われるブッカー賞を受賞した作品とのことだ。改めて見ると見るものをどんどん引き込んでいく凄い作品だった。アンソニー・ホプキンスの完璧とも思える演技と助演のエマ・トンプソンも素晴らしいことを発見した。またロケ−ションも良くイギリスの田園風景や英国西海岸の夕景などが素晴らしい。戦時中の話しなので出てくる自動車のヴィンテージな良さも味わえる。

物語は貴族のダーリントン邸に執事として仕えるスティーヴンスが回想しながらそのダーリントン邸での様々な出来事が描かれていく。クールに仕事のプロに徹するスティーヴンスと一緒に働く女性ケントンの情緒をストレートに出す性格の対比が見事。しかしお互いに惹かれ合っていた。また戦時中の話しから主人のダーリントン卿が政治的にナチスドイツに近づくという重層的な構造の展開に深く導かれていく。監督は1980年代に『眺めのいい部屋』で注目されたジェームス・アイボリーで、なんと『卒業』のマイク・ニコルズがプロデュース。音楽はリチャード・ロビンズでこの音楽もオケ風なオーソドックスながらセンスよくひとつのテーマ(同じアルペジオパターンがリフレインされる)を劇の展開を統一させるように何度も出現させ映像を引き締める。まったく邪魔しない劇伴だ。

アンソニー・ホプキンス、エマ・トンプソンのやりとりをみてるだけでも見応えのあるドラマだ。しかしこの貴族の執事を主人公にするような題材を日系英国人であるカズオ・イシグロが書いていることにも驚く。イギリスの文化に相当な知識を持っているとしか思えない。
アカデミー賞では、主演男優賞、主演女優賞、美術賞、衣装デザイン賞、監督賞、作曲賞、作品賞、脚本賞の8部門にノミネートされた。

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舞台劇『作者を探す六人の登場人物』

作者を探すedit

横浜、元町にあるKAAT神奈川芸術劇場で 5日まで公演されていた舞台劇『作者を探す六人の登場人物』を観た。風変わりなタイトルからして普通ではない芝居だった。
KAAT神奈川芸術劇場は横浜、元町・中華街駅からすぐの場所。久々に中華街にも行ってご飯食べた。
そうそう東急東横線が元町・中華街まで来ているので渋谷とか新宿、池袋からも乗り換えナシで来れるようになった。

ところで、芝居のほう、、、
芝「登場人物」と名乗る喪服姿の6人が舞台稽古中の劇団の俳優たちの前に現れ自分たちに芝居をさせろ、と言い出す。うむむむ?よくわからない?ですよね。つまりあるなにかしらの芝居の登場人物そのものが人格を持ち現実に現れたっていうシュールな設定なのだ。
不条理劇?まあその辺のフカイ芝居の話はさておき、「登場人物」が現実を乗っ取る?ジャックする?みたいなことだ。
わけわからないうちにジャックされた演出家たちは話を聞こうということで打ち合わせしたら「面白いじゃないか、これをやろう」ということになり現実味を帯びてくる。そして「登場人物」を名乗る6人にやらせ、それを見て学び劇団の役者にやらせる、と「登場人物」を名乗るリーダー格が、現実の役者の芝居を見て「違う」という。そんな展開だ。イタリアで1920年代に作られた戯曲だ。
最初にロック曲でダンスがあったけど、それはあまり関係ないような、、、
俳優達は全く動かない待ちの芝居も多く、身体性的には大変なんだろうな、と思いました。でもこの戯曲のコンセプトは面白いデス。
演出:長塚圭史 出演:山崎一 草刈民代 etc

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