「里山のごちそう」6月号、今回のレシピは信州の初夏を感じるいちごジャムとスコーンです。
地元のおばあちゃんが育てた露地ものの苺は、小粒で真っ赤。甘味だけでなく、昔ながらのしっかりした酸味があるのが特徴です。スーパーで見かける苺とはまた違う、味に深みのある一粒。
雨上がりに収穫した苺を、丁寧に洗ってヘタを取り、たっぷりの砂糖と一緒に煮込むと、部屋中に苺の甘い香りが広がります。
少しずつ煮詰めていくと、つややかでとろりとした、やさしい甘さの手作りジャムの完成です。
そして今回合わせるのは、地粉と生クリームを使った簡単スコーン。
バターを使わず混ぜて焼くだけなのに、ふわふわに仕上がるレシピで、撮影スタッフにも大好評でした。

仕上げはもちろん、クロテッドクリームといちごジャムをたっぷりのせて。
焼きたてスコーンを持って、レンゲツツジ咲く湯の丸高原でピクニックへ──
まさに、初夏の里山ならではの贅沢です。
ぜひ、動画でレシピをご覧いただき、季節の手仕事を楽しんでいただけたら嬉しいです。
「里山のごちそう」では、自然の恵みを活かした季節のレシピを、毎月YouTubeでお届けしています。
次回のレシピも、どうぞご期待ください!