池の平湿原について
池の平湿原(いけのたいらしつげん)は、長野県東御市・小諸市境に広がる湯の丸高原の高層湿原。標高約2,000m、背後に三方ヶ峰(2,040m)をのぞみ、鏡池を中心に木道がのびる高山植物の宝庫です。初夏から秋にかけて高山植物が咲き、四季の表情が豊かに移ろいます。
湿原の成り立ち
池の平湿原は、数万年前の三方ヶ峰火山の火口原に形成された高層湿原です。火口原にたまった水とミズゴケなどの湿性植物が長い年月をかけて泥炭層をつくり、現在の湿原となりました。
高山植物の宝庫
約650種類もの高山植物が見られる全国有数の花の名所です。レンゲツツジやコマクサ、ニッコウキスゲなど、季節ごとにさまざまな花が湿原を彩ります。
ベストシーズン
おすすめの季節
初夏(6月下旬〜7月中旬)★★★★★
レンゲツツジやコマクサなど多くの高山植物が咲き、池の平湿原が一年で最も華やぐ季節です。
秋(9月下旬〜10月上旬)★★★★☆
草紅葉が湿原を彩り、澄んだ秋空と浅間山の眺望を楽しめます。
5〜6月
- イワカガミ
- ハクサンシャクナゲ
- ミネズオウ
6月下旬〜7月

- レンゲツツジ
- コマクサ
- アヤメ

7月
- クルマユリ
- ハクサンチドリ
- ニッコウキスゲ
8〜9月
- ヤナギラン
- マツムシソウ
- リンドウ
- ウメバチソウ
※開花時期は年により前後します。
一年を通じた見どころ

- 春(5〜6月):新緑と残雪、鏡池の静けさ。
- 夏(7〜8月):高山植物のピーク。花×湿原×稜線の景観。
- 秋(9〜10月):草紅葉と黄葉、澄んだ空。
- 冬(閉鎖期):道路規制・積雪あり。事前確認を。

🚶 散策ルート(例)
池の平駐車場 → 見晴岳 → 三方ヶ峰(往復) → 鏡池 → 湿原木道周回→ 池の平駐車場
所要:木道周回 60〜90分/三方ヶ峰 往復で +60分目安。
勾配:木道は緩やか、三方ヶ峰はやや登り(滑りに注意)。

アクセス
- 車: 上信越道「東部湯の丸IC」から湯の丸高原経由で池の平駐車場(有料)。
- 公共交通: 公共交通のみでのアクセスは難しく、マイカー利用がおすすめ。
- 道路情報: 林道区間は冬期閉鎖・路面状況変化あり。最新情報を確認。
注意点とメモ
- 標高2,000mのため真夏でも防風・防寒着があると安心。
- 紫外線が非常に強いので帽子・日焼け対策を。
- 午後は霧や雷雨が発生しやすいため午前中の散策がおすすめ。
- 木道は雨天時滑りやすいので歩きやすい靴を。
- 木道外への立ち入り・植物採取は禁止。マナー遵守で湿原保全を。
- 熊の対策も忘れずに、鈴があると安心 。
- 時間があれば三方ヶ峰方面まで足を延ばすのもおすすめ。
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最終更新日: 2026年07月02日
