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NPO法人 やまぼうし自然学校 [地図表示]

2012-8-16 15:29 投稿者: asama (記事一覧) [ 5844hit ]
やまぼうし自然学校(森遊び)
やまぼうし自然学校(森遊び)

森での自然体験が創造力を養い、心の成長を育む「やまぼうし自然学校」(長野県菅平高原)

インタビュー

 NPO法人「やまぼうし自然学校」は、標高2207mの根子岳の麓に広がる菅平高原をフィールドに、森の楽しさ、自然の素晴らしさを子どもたちに知ってもらおうと、自然体験学習や環境教育の企画・実施、指導者養成などを行っています。
夏はキャンプ! 木登りや秘密基地づくりなどの森遊び、清流が冷たい渓流探検、風にそよぐ木々の音を聞きながらの森のランチパーティ。夜になれば、焚火を囲みながらのディナー、ドラム缶風呂、星空の天井を眺めながらのテント泊。静寂が新鮮です。冬だって素敵! スノーシューで雪原散策した後は、真っ白な雪の森の中でのお茶会。かまくら作りに雪合戦、そり滑り。ファンタジックな世界が広がります。
豊かな森の恵みが私たちを誘います。


信州は菅平高原にあるオフィスにおじゃますると、事務局長の瑞慶覧さんが、自然学校に参加した子どもたちのご両親から届いた手紙を見せてくれました。
「目を輝かせて、別人のように帰ってきました。自信がついたようで、その後もとても活発に、いろいろなことに挑戦するようになりました」(東京都・小学3年女児の母)
「自然の中で、体全体を使ってのびのびと活動できたことは、子ども達の生きる力を確実にアップさせていると思います」(名古屋市・小学5年男児の母)
2000年にNPO化してスタートした「やまぼうし自然学校」も2010年に10周年を迎えます。この間、多くの子どもたちを森へ誘い、思い出をたくさん作ってきたそうです。

心の成長、3泊4日のサマーキャンプ
夏のメインイベントは、なんといっても3泊4日のキャンプ。最初に集まったら、まず大きな芝生で、子どもたちを自由に遊ばせます。お互い知らない仲間なので、どんな子がいるのかということを探らせるのだそうです。そして、テント泊の準備をして夕食作り。薪で火をおこしたり、ノコギリで竹を切って箸を作ったりします。次の日は、沢に行ったり、森でじっくり過ごす時間を組み立てていき、最終日には、見つけた木の実のペンダント製作など思い出作りをします。
「学校の授業のように、することを決めて、皆でいっせいに行うということはしません。子どもたちにとって、森には興味をひくものがたくさんありますが、それは、一人一人違います。だから、それぞれが興味の向くままに体を動かすことで、次の発見につなげてもらいたいんです。道具などは用意しますが、使い方を教えた後は自由にさせます。すると、子どもたちは自分で遊びを見つけて夢中になるんですね」と瑞慶覧さん。
子どもたち一人一人の自主性や心の成長や仲間作りを大切にしているのだそうです。
創造力を養い、脳を鍛え、感情を育てる森の体験
森での体験を通して子どもたちは、次のような変化を見せるそうです。
●『遊びを見つけることで、創造力、企画力、実行力が養われる』
子どもたちは、潜在的に遊びを見つける、生み出す能力を持っているそうです。ところが、携帯ゲームやテレビゲームは、遊び方が決まっていて、その能力を発揮することはできません。その点、森では、遊び方は無限にあり、それを子どもたちが自分自身で見つけていきます。瑞慶覧さんは、
「その能力はすごいですよ。例えば、木の枝1本を、紐を結び付けてターザンロープにしたり、チャンバラの剣にしたり、秘密基地の土台にしたり、いろいろなイメージが広がるんですね。森は変化しています。前に来たときと同じ枝が落ちているわけではないので、常に新しい素材が、そこにはあるんですよ」と言います。
遊びを見つけることで、創造力、企画力、実行力が養われるのだそうです。
●『森は脳を鍛えて活性化させる』
コンクリートだったら普通に歩けるのに、土だと、足を踏ん張って力を入れないと上手く前に進めないということを子どもたちは実感します。斜面を滑るにしても、滑り台と違って、思わぬ石があったりとか、思わずジャンプしたりとか、何が起こるかわかりません。
比較的安全に配慮され、整備された都会の日常に比べて、森では自分の感覚を研ぎ澄まさないと動けないのです。つまり、森は脳を鍛えて活性化させるのだそうです。「かかとを先にあげると、泥から抜けやすいよ」とは、ある子どものつぶやきです。
●『感情のコントロールを覚える』
森での体験は、当然1人ではなく仲間がいます。仲間とのやりとりの中で、どうしたら、この遊びができあがるのかとか、どうしたら自分の主張を仲間に伝えられるのか、あるいは、自分がちょっと我慢してみたら、思いがけず楽しかったとか、そういうコミュニケーションの大変さとか面白さとかいう感情の起伏、相手を思いやる心が、森での体験では生まれるのだそうです。
そういった感情の動き、感情をコントロールする力が、日常に戻ってからの子どもたちの生活に生きてくるのです。
大人の存在の大切さ
森の体験で大切なのが大人の存在だそうです。例えば、子どもたちが面白いと思ったり疑問に感じたりしても、何もしなければそのまま終わってしまいます。そこで、ちょっと大人が、疑問に答えたり、自然の不思議などを伝えることが必要なのだとか。
「指導者として頭ごなしに教えるのではなく、子どもが今、何に関心を持ち、何に驚きを感じているのかをつかんで、そこに適切なアドバイスをすることが大切です。それだけ、私たちスタッフの技量も問われることになりますね(笑)。ここには、森での経験が豊富な40人くらいの会員がスタッフとして参加しています」
普段、子どもたちが接する大人は、教師か親、あるいは買い物に行く店の店員さんぐらい。先生以外の大人にものを教えてもらう経験の少ない子どもたちにとって、自分にない知識や技能を持ったスタッフの存在は、とても魅力的に映るのだそうです。
継続して森に入って四季の違いを知る
「森でモリモリ遊び隊」は、地域の子どもたちを対象にしたプログラム。「継続して森に入る機会を作ってもらいたい」との思いから、同一のグループが1年を通して定期的に体験してもらうものです。四季折々で自然は違った姿を見せます。春に遊んだ森が、冬、雪が積もると、同じ森でもこんなに変化するんだということを体験できるのです。その体験は、近くに住んでいるからこそできるメリット。自治会や育成会などの地元グループの子どもたちに、ぜひ参加してほしいそうです。

いい湯だな〜

炊けたよー

森の輝き

ボイス

森は身近な所です
日頃、活動をしていて、子どもたちのいろいろな表情を見ると、本当にうれしくなります。森を知らない子どもさんやご両親が、森ってこんなに素敵なところなんだと知るきっかけ作りができたらいいなと思っています。
皆さん、森って遠いと所だと感じていませんか? そんなことは決してありません。休みに家族でどこかへ行こうかと思ったときに、ディズニーランドや動物園だけでなく、森にも遊びに来てみてください。森は楽しく、感動的で、きっと、また行きたいと思ってもらえる体験ができると思います。
そして、そのときのお土産は、「自然を見る目」。自然に溶け込む術を知った子どもは、日常に帰っても、その体験を生かすことができるでしょう。
森を、あなたのご家族のお気に入りの場所に加えてみませんか?
代表理事・加々美貴代(右)、事務局長・瑞慶覧明子(左)

森は大人も楽しい

小さな命

森の恵み

ホームページURLhttp://yamaboushi.org/
電   話0268-74-2735
郵 便 番 号386-2204
住   所長野県上田市菅平高原1223-5751
営 業 時 間9:00〜18:00
定 休 日なし
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