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紙芝居のくりくり矢

2015-2-1 12:43 投稿者: asama (記事一覧) [ 3641hit ]
紙芝居のくりくり矢
紙芝居のくりくり矢

東御市を中心に、紙芝居や絵本の読み語りをしている「くりくり矢」さん。2007年の結成から、東御市立図書館でのお話子ども会をはじめ、地区の児童クラブ・病院・児童施設などで公演活動をしています。「絵本で子どもたちの“心”を育てたい。大人と子どもが触れ合う時間の大切さを知ってほしい」という「くりくり矢」さん。「絵本講師」「読書アドバイザー」の資格を持つメンバーが、子どもの成長段階に合わせた作品選びのアドバイスや絵本の紹介、絵本で子育てをする重要性をお話しする講演活動もしています。

インタビュー

くりくり矢の公演

紙芝居や絵本に見入るとき、キラキラと輝く子どもたちの瞳。そのくりくりとした瞳と、地元・東御市栗林区の「くり」を掛けた「くりくり」と、「子どもたちのハートを射抜く」意味が込められた「矢」を合わせて、「くりくり矢」という屋号は名付けられました。東御市立図書館をはじめとする近隣施設をボランティアでまわり、紙芝居や絵本を通して子育てをすることの大切さを伝えています。

「はじまるよ はじまるよ はじまるよったら はじまるよ♪」。「くりくり矢」の公演は、手遊びを交えた軽快な歌で始まります。対象児童の年齢や成長段階を考慮して作品を選び、1時間〜1時間半のプログラムを企画します。子どもたちが飽きずに最後まで楽しめるようにと、紙芝居と絵本の読みかたりだけでなく、手遊びやリズム体操、工作の時間も設けられ、ほかの団体とは違った面が魅力です。

チームワークが重要

メンバーは、代表の飯島美鈴さんとご主人の貞夫さん、和方美知子さんの3人。主に紙芝居を演じるのは美鈴さん。もともと違うグループで活動していましたが、紙芝居をメインにしたいとの思いがあり「くりくり矢」を立ち上げました。表現力に磨きをかけるため、松本の劇団に所属し、演劇を学んでいるそうです。ご主人の貞夫さんの趣味は水彩画で、地元栗林区のオリジナル紙芝居を描くほどの腕前です。本にくりくりとした瞳をあしらったロゴのデザインも貞夫さんが手掛けました。講演では皿回しなどの芸を披露することもある盛り上げ役です。

和方美知子さんは、週に3回1〜2km泳ぐ体力の持ち主で、頼りになる存在。持ち前の芸術センスが売りです。もともと手芸が得意で、障がいのある子どもたちに長年関わっていた経験も生かされています。和方さんが担当する工作コーナーは、「くりくり矢」の舞台をより魅力的なものにしています。和方さんが工作の基本を作ってきて、子どもたちがクレヨンやサインペンで色づけをしていきます。「子どもたちは思いがけない色を使うので面白いです。白いところに色付けする方が楽しいよう、ベースはカラフルなものよりも白い方が人気だとか、やってわかることも多いです」と笑顔の和方さん。「作った工作を持ち帰れるのが嬉しいようですよ」と美鈴さんも嬉しそうに話します。
時にはセリフを割り振って3人で紙芝居を演ずることもあり、子どもの笑顔が見たいという共通認識のもと、絶妙なチームワークで舞台を作り出しています。

紙芝居の魅力

紙芝居は日本で生まれて発達した日本固有の文化です。内容は日本の昔話をはじめ、落語や世界の名作、交通安全・伝統的行事・平和・人権・食育などの教育紙芝居もあり、赤ちゃんから高齢者まで幅広い年齢を対象に多くの作品がつくられています。「くりくり矢」さんの地元にある東御市立図書館では、紙芝居約1800点を収蔵。一般的なもののほかに大型紙芝居もそろっています。それらと、個人で所有している作品の中から、対象や季節などを考慮して3人で話し合って作品を選びます。例えば、『ももたろう』ひとつとっても、対象年齢や絵柄が違う作品が何種類もあるので、その中から最適なものをその都度選ぶのだそうです。

紙芝居を入れる木枠は「舞台」と呼ばれます。貞夫さんいわく、この「舞台」が重要なのだとか。「舞台」があることで、絵に注目が向けられ、まるでそこに劇場があるかのように見えます。ゆっくり抜く・さっと抜く・動かしながら抜くなど、紙芝居の見せ場のひとつであるページをめくるテクニックも、「舞台」があることでより動きのあるものになります。
「文章通りに読み語りしなければならない絵本と違い、紙芝居はアドリブOKなのが魅力」と語るのは美鈴さん。子どもたちの年齢や反応を見ながら、場面をつくり出していきます。公演を重ね、間合いやテクニックも培われました。敢えて静かな声で語ることにより耳目をひき、心をつかむことも大切な要素なのだそうです。
子どもたちとやり取りをしながら進めていくこともある紙芝居の舞台。観客と演じ手が一体となって、ハラハラドキドキや笑いの渦も生まれます。そのため、外から見ていると楽しさがわからないこともあります。一度体感して、掛け合いを楽しんでみてください。

登録店よりのメッセージ

紙芝居や絵本を通した子育ての大切さを伝えていきたい

社会が乱れて混沌としている中で、子どもたちは未来を支えてくれる大切な存在。「社会の宝」とも言えます。「くりくり矢」は、子どもたちのために、絵本や紙芝居を通して心を育てていく活動を目的としています。こういった活動は、短期間で成果が出るものではなく、細く長くやるべきものです。本来なら各家庭でこういった子育てをしてほしいのですが、地域で一緒に子育てをしていくことも重要と考え活動しています。ゆくゆくは地域の文化を発信していきたいので、地域の民話などの紙芝居も作っていけたらいいですね。
私たち夫婦は、「NPO法人 絵本で子育てセンター」認定の「絵本講師」であり、夫は「一般財団法人 出版文化産業振興財団」認定の「読書アドバイザー」の資格も持っています。そこで得た知識や経験を広めていくことは、私たちの使命のひとつだと考えます。新生児期から乳児期、幼児期と、子どもの成長段階に合わせた作品選びはとても重要です。保護者会などで、絵本の紹介や絵本選びのアドバイス、絵本で子育てをする重要性をお話ししていきたいです。テレビを消して育てるようになったら、発達障害といわれた子どもに表情が出て話すようになったという例もあるのです。もちろん、テレビやパソコン、ゲームなどがすべて悪いとは言いません。私自身、楽しみにしている番組もありますもの。でも、お母さんたち、少しの時間でいいのです。電子媒体の電源を切って、絵本で子育てしてみませんか? そのお手伝いができれば「くりくり矢」は幸せです。

【VOICE】飯島美鈴さん


 

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