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アサマde ブログ - 201511のエントリ

調和とは体の声を理解すること

カテゴリ : 
御飯いただきます。
執筆 : 
 2015/11/19 16:24
 
冬に近づくにつれて体をあたためる調理法を取り入れた食生活にしていきましょう。
鍋物やオーブン料理は体をあたためてくれます。
サラダや熱帯産フルーツなどは体を冷やす作用があります。
体を冷やす食事を続け、冷えた体を今度は暖房器具で温めるなどというのは不経済な話です。
現代のストレス社会で暮らす私たちの固くなった(緊張した)体と心は、そうしたものを求める傾向にあります。確かに現代の食生活は、瞬時に緊張をほぐしリラックスさせると言った効果はあります。しかし、それは根本的な解決にはなっていません。
いずれ体がだるい、やる気が起きないなどの不調となって現れてきます。
その不調も自分の体質や環境変化のせいとか決めつけている人が多いのには驚きます。 
あまりにも長い間そんな状況に慣れ親しんでしまったため、本来の健やかさを忘れてしまったのかもしれません
 
体を冷やす作用というのは、その特性を利用すればリラックスさせるという効果もあります。
固まった心身をゆるめる(リラックスさせる)ために、人工的なものだけでなく、自然界にも甘い味覚、クリーミーなもの、香りなどが用意されています。
人工的な甘みから自然な甘みを生活に取り入れていく過程は直線的ではなく、ゆるやかなカーブを描くものです。
「こうでなければならない」と自分を追い込むことは得策とは言えません。
追い込んだ結果が心身の不調となって現れているのですから、これ以上追い込む要素を増やしたところで意味がありません。
頭で理解していることと実際に体が求めていることが違っているのはよくあります。
調和とは体の声を理解する、観察していくことです。
極端な食生活でなければリラックスできないほど固まってしまったもの(偏った状態を作り出しているもの)は何かということです。
物事に良い悪いがないように、食べ物にも良い悪いはありません。
そういう見方もあるでしょうけれど、それは新たな問題を作り出すことになってしまいます。
 
▲ごま塩と玄米ご飯
 
▲味噌汁
 
▲かぼちゃとアラメの煮物
 
▲青菜の胡麻和え
 
▲味噌こんにゃくパセリ添え
 
▲切り干し大根と厚揚げの煮物

柳町(やなぎまち)【後編】

カテゴリ : 
きままに 宿場 歩き。
執筆 : 
 2015/11/19 15:09

 前回に引き続き北国街道上田宿「柳町」を散策します。「カキノキテラス」での休憩を終えて街道沿いに戻ると、はす向かいに大きな絵看板のあるお店があります。手打ちそばについての本を書かれている有名なお蕎麦屋さんだです。店内の池に魚が泳いでいたり民芸品が所狭しと飾られていたりと、面白いお店です。2階の格子は、前回柳町の見どころとして挙げた4つのうちの?「親付き切り子格子」。長い格子(親)と短い格子(小)が何本かごとに交互にはめられています。長短の並びは家によって違うそうです。

▲絵看板も目を引くが、店外に置かれた兵馬俑のレプリカも目立ってました

お蕎麦屋さんの隣に、「保命水」が湧き出ています。上田の飲料用水道として最も古く明治14年に建設され、現在まで存続している最も有名なものです。少し離れた源泉から、自然の落差を利用し木樋や土管を通してこの水槽まで流下させたものだそうです。上水道が完備された後も、長寿の水として地域の人に愛されています。

▲ぜひ飲んでみてください

保命水の脇の小路に入ってみましょう。少し行くと、矢出沢川に小さな橋が架かっています。明治時代には、この川の水流を活用して製糸工場が造られました。柳町は、上田における近代的製糸工場の揺籃の地でもあります。  

▲端からの眺め

街道沿いに戻ります。「保名水」のはす向かいに、レトロな景色の定番“丸型ポスト”が置がれています。これは、まちづくりの一環として、古い町並みに合うように平成12年に置き換えられたそうです。ポストの後ろにあるのは、武田信玄の次男の子孫が1930年に創業したという「武田みそ」のお店。名物の大寒特別仕込みそ「寒仕込み」は柳町でしか購入できないので、お土産にもいいかも。

▲隣に工場があります

ポストのある角からまっすぐ先は上田大神宮の参道。北国街道は、ここで西に曲がります。西に行ってみると、可愛らしいギャラリーがありました。    

▲古民家を使ったギャラリー。

その先に橋が架かっています。蛭沢川に架かる「緑橋」です。橋から北を見ると、蛭沢川に面して土蔵が並んでおり、南を見ると矢出沢川と合流している様子が見えます。橋のたもとには、上田では数少ないなまこ壁の土蔵があります。前回柳町の見どころとして挙げた4つのうちの?「川辺のなまこ壁」はココです。  

▲蛭沢川の景観を含む柳町の景観は「上田のすてき景観賞」に選ばれている

柳町の通りの北端に上田大神宮があります。大神宮建立の折、矢出沢川に神宮橋を架け、かぎ型に曲がった北国街道柳町に北に真っ直ぐな参道が開通しました。その際参道に植えられた松並木の名残りが一本だけ残っています。

 

▲「名残りの松」は「神宮橋」のたもとにあります

伊勢神宮と同じ神明造りで三分の一の大きさの社殿が明治19年に建立されました。上田大神宮です。柳町からまっすぐのびる参道の先に、広い鎮守の森がありましたが、国道18号線の開通により、柳町と分断されてしまいました。    

▲境内には「上田恵比寿神社」もあります

柳町はとてもコンパクト。古い町並みは通りの片側だけという部分も多く、物足りないと思う人もいるかもしれません。公共の駐車場がない(あるのだとしたらわかりにくい)というのも難点です。一方で、買いものや立ち寄れるお店が多いのは魅力です。お店によっては駐車場もあるので、目当てのお店がある場合には駐車場も困りません。コンパクトながら、魅力的なお店がギュッと詰まった通りというのが柳町の印象です。休日は観光バスが来て、観光客で賑わいます。ひとつ心残りなのは、通りにある和菓子屋さんが定休日だったこと……。営業していれば、古い町並みを眺めながら、団子を食べて旅人気分が味わえたことでしょう。  

柳町(やなぎまち)【前編】

カテゴリ : 
きままに 宿場 歩き。
執筆 : 
 2015/11/8 8:29

 今回は北国街道の上田宿「柳町」へ行ってみましょう。北国街道は、中山道と北陸道を結ぶ重要な街道で、佐渡で採れた金の輸送や北陸諸大名の参勤交代に使われたほか、善光寺参りのための道ともいわれています。上田は善光寺からちょうど一日の行程の位置にあったので、善光寺参りの旅人の宿場としても発展しました。そんな上田の原町と紺屋町をつなぐ街道筋に、旅籠屋や商家が軒を連ねるようになってできた町が「柳町」です。町筋に柳の木が多かったことから「柳町」と名付けられたそうです。文化元年(1804年)には呉服屋が25件もあって賑わったといいます。上田駅から北に15分ほど歩いた場所にあり、

現在も石畳の道路や長屋が軒を連ねる美しい街並みが残されています。『犬神家の一族』など、多くの映画のロケ地としても有名です。
 
 
 
上田駅からは徒歩15分程度で、柳町の南端に辿り着きます。小さな公園(休憩スペース)になっていて柳町の成り立ちや案内図があります。それによると、柳町の見どころは以下の通りだそうです。
?軒高がそろった美しさ
?親付き切り子格子
?うだつが上がる!
?川辺のなまこ壁
 
 
▲柳町には資料館がないので、ここで見どころをチェックしておくのがおすすめ
 
公園にはお地蔵さまがおかれています。良き縁を結んでくださるようにと願いを込めて祀られたものだそうです。案内板には「お地蔵さまに水をかけると、そのご身体を清めた水が地中に適となって落ち、縁を結ぶ始まりを告げる美しい音色が響きます」と記されています。要は水琴窟になっているようなのです。水琴窟の音色が好きな私は、さっそくお参りして音色を味わいました。
 
▲「縁結び水かけ地蔵」と名付けられています
 
 
ここから街道を北上していきます。江戸時代中期から300年続く岡崎酒造があります。お酒だけでなく酒器やお味噌も扱っています。店の奥には江戸時代の雛人形が飾られていました。
 
▲七福神の福禄寿や布袋など、縁起のいい人形も飾られています
 
通りには人気のパン屋さんがあります。「ルヴァン」は、東京に本店を構える天然酵母パンのお店。2階にはカフェ、店舗奥にはレストランもあります。古い建物を活かしたおしゃれなカフェスペースで、ゆったりくつろぐ素敵な年配のご夫婦がいらっしゃいました。自分もあんな風になれたらな……と憧れます。
「ルヴァン」のお隣にある「森文」は、喫茶と食事を楽しめるお店。おこわとケーキが有名です。呉服屋・ 郵便局と様々な形で使われてきた建物には130年の歴史があり、店内には郵便局だった頃の窓口がそのまま残っています。歴史的な街並みを保ちつつ新しい息吹を取り込んだ今のような柳町ができるきっかけとなったお店のようです。
 
▲パン柄ののれんが可愛らしいです
 
「柳町通り憩い処 ご自由にお休みください」という看板を発見! こちらの建物には、木の工房「木楽歩」と、昼間から上田名物「美味だれ焼き」が味わえる「隠れ家 えん」、ワンデイ・シェフのお店「コラボ食堂」が入っています。中でも面白い試みが「コラボ食堂」。お店に登録した料理好きな皆さんが日替わりで調理を担当してランチを提供するレストランなんです。毎日シェフが変わるなんて! 近くにあったら毎日通っちゃいそうです。
 
 
▲うだつの位置が珍しいです
 
「木楽歩」の敷地内には、フリースペースとして解放されている「カキノキテラス」があります。木製格子は、上田市保有林のアカマツ虫くい被害材を使い制作された景観木工品だそうです。ベンチでまったり休憩できます。
 
▲「カキノキテラス」はペットの同伴OK。喫煙スペースもある
 
「カキノキテラス」から見える蛭沢川には、遡上してきたハヤがたくさん泳いでいます。エサを投げ込むと大喜びで食べてくれます。
 
 
▲「隠れ家 えん」では、川魚のえさ(1カップ100円)が売られています
 
「カキノキテラス」で、川のせせらぎを聴きながらひと休み………というところで、今回の散策はここまで。次回は街道沿いの気になるお店から散策をはじめます。
 
 

 

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