新月です♪

ここ数日は途絶えることなく友達が家に来てくれて、新月の空気を感じています。
昨日はマクロビオティックを基本から学んで実践したいという友だちと、私が実践してきて今感じていることなどを話す時間に。
話ながら、私も忘れてしまっていたことを思い出したりしました。

これまでも賛否両論あったマクロビオティックです。
古代ギリシャのヒポクラテスが始めて”マクロビオス”という言葉を使いました。
これは素晴らしい人生とか長寿という意味です。
シンプルな自然な食事や生き方が健康につながるという哲学ですが、また東洋にも同じような生き方をするための伝統や知恵や文化がありました。
マクロビオティックを広めた桜沢如一は10代の頃からいくつかの病気を患っておりましたが、その中で石塚左玄の本に出会います。
伝統的な日本食のすばらしい調和が病気の治療には効果的であるという考え方は一物全体、身土不二に要約されますが、それは桜沢の病気を治しました。
それから桜沢如一は生涯を通して食、生き方、思想、文化の勉強を続けて今の時代に応用できるように法則や原理を紹介しました。
その後、欧米で紹介されたこの考え方はヒポクラテスの健康への考え方と非常によく似ていたので桜沢如一は「マクロビオティック」という言葉を使うようになりました。
ここが始まりです。

食べ物が人を作り、その人が家族を作り、家族が地域を作り、地域が国を作り、国が世界を作っていく。
食べ物が血液を作り、血液が細胞を作り、細胞が臓器を作り、臓器によって私は作られる。
どちらも同じ理(ことわり)です。
料理は”ことわりをはかる”と書きます。

自分が幸せでなければ人は幸せにできない。
これも始まりは己であり、
そうであれば己は何でできているかを考えないわけにはいかないでしょう。

少しずつ、自分のやりたいことが見えてきたように感じます。
来年から野菜を切るところから玄米を炊いたり、お味噌汁を作ったりというクッキングの教室を始めようと思っています。
コンセプトは「あなたが夢を叶えるために必要な体と心を養うマクロビオティック」

久しぶりに会ったヒーラーの友だちとは意外なところで共通の知り合いがいたことや、それが不思議なうえにすごく嬉しく思ったりしてマクロビオティック料理やライブのコラボという来年に向けてのイメージが湧いてきました。

新月がやってくると、これまでの諸々が清算されて、淘汰されて、新しいことが起きてくるのです。これは世界中の誰にも起きるごく自然なことで特別な誰かだけに起きることではないのです。
何も信じられなくなった時、私は新月のこの流れだけは絶対に信じて待ちます。