皆さんこんにちは! 和久井です。                                                      

佐久平を見下ろす浅間山の南斜面のりんご畑を譲ってもらい念願だったセルフビルドの家を建てて早二十年になります。
当時はただ同然であった枕木や古材を土台や柱に使い多くの友人達の手伝いもあり出来あがったこの家は、いまだにしっかり風雪に耐えているようです。
自分たちの庭を造ることなど考えていませんでしたが、庭師という仕事柄、実験的な意味で さまざまな植物を植え込んできました。

5~6年程前から何故か雑誌やテレビなどでも取材されるようになってきたのですが僕は人様のお庭を造ることが本業であり、自分の庭造りなどどうしたって後
回しになってしまうものです。

そんな訳でまだまだ未完成な我が庭を公開するなどどうなのかな?という思いもありました。

それでも朝の光を浴びる 早春の草花や球根類、夕暮れの淡い光に浮き立つ宿根草のグラデーションなど、自分でもはっとするような一瞬の輝きに出会うことがあります。

こういうのを手前味噌ならぬ“手前ガーデン“とでもいうのでしょうか、ともかく”和久井ガーデンの四季”を楽しんでもらえたら嬉しいです。

 
アメリカザイフリボク(ジュンベリー)の花

ジュンベリ-は5月の初旬、淡雪のような白い房状の小花を一斉に咲かせ、6月には紫に熟した美味しい実を枝先いっぱいに付けます。
秋には紅葉も楽しめ病害虫にも強いという、和久井ガーデンお勧めの落葉花木です。


ジュンベリーの実

» 続きを読む