アヴァンギャルドな知的美女姉さんカーラ・ブレイ

カテゴリー: 音楽
投稿者: suoyon

【2023年10月19日】
カーラ・ブレイアヴァンギャルドな知的美女姉さんカーラ・ブレイエスカレーターオーバーザ・ヒル、、、旅立ちましたか。

高校生の頃よく聴いていま・し・・今考えると高校生でカーラ・ブレイ聴いてる!?
なんちゅうガキだ。
J.C.O.A.っていうジャズ・コンポーザーズ・オーケストラ・アソシエイション作ったり。
そのタイトルのアルバム「J.C.O.A.」ではセシル・テイラー(pf)とかが活躍だったかな。
2枚組アルバム・・勇気出して買った思い出あり、、、高校生には高価だし、内容がアヴァンギャルドだし。
1971年の「エスカレーター・オーバー・ザ・ヒル」は3枚組の凄いアルバム、
ジャズ・オペラっていうことでした。凄いこと考えてるカーラ姉さん。
そもそもジャズって演奏家の世界だけど、カーラさんはコンポーザーで頭角現したし
ジャズ・コンポーザーズっていう組織を名乗ったり個性的です。

当時の旦那さんマイク・マントラー(trp)、オーネット・コールマンの仲間ドン・チェリー(trp)といった
フリージャズ派のミュージシャンに
ガトー・バルビエリ(tsで映画「ラストタンゴ・イン・パリ」ベルトルッチ監督、マーロン・ブランド主演の音楽)、
チャーリー・ヘイデン(ba)、ジョン・マクラフリン(g)、ジャック・ブルース(vo)、リンダ・ロンシュタット(vo)っていう
ジャンル超えのキャスティングは単なるフリー・ジャズを超えてました。
カーラ姉御は元々ポール・ブレイ(フリージャズのピアニスト)と結婚していて根性座った!
アヴァンギャルドミュージシャン。マントラーと別れたあとはスティーヴ・スワロー(ba)がパートナー。
中道左派くらいのモード派のジャズや当時だとマイルスの動き、ショーター先生の世界観に一番惹かれつつも、
こういう極左、過激派に近いフリーやチャーリー・ヘイデンの「リベレーション・ミュージック・オーケストラ」
(これはサーカス風もあり必ずしも左ではないか)やアート・アンサンブル・オブ・シカゴなんていう独自な
コンセプトをで活動する流れも魅力的だった時代ですね。チャーリー・ヘイデンももういないけど、
ビル・フリゼールとジンジャー・ベイカーとのトリオでライヴがあったり、よかったです。
ヘイデン、カーラと、、寂しいね。

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