政治家の現代用語の基礎知識、最新版とは!!!

カテゴリー: 雑感
投稿者: suoyon

【2020年12月04日】
飛ぶリス


政治家の現代用語の基礎知識、最新版とは!!!

「誠意を持って対応していく」__誠意を持って対応していかない時に言う。
同じような表現に「真摯に対応していく」があり、真摯に対応していなかいよ、
という宣言になる。
イメージ悪くしたくないのでこう言っとけば、
まあね、選挙で勝ってるし時間たてば有耶無耶になってるので、
国民感情なんてこんなんでスルーできるから、という意味。
アベとかいう人の十八番。

「お答えを差し控えたい」___理由を言えないためにこう言って逃げる。
数週間すればメディアもワイドショー別の話題になってるし、
選挙で勝ってるので国民なんかちゃらいもんよ、という意味。
犯罪者の十八番で昔は似た表現に「記憶にございません」があったが
最近使いすぎたために流行りは過ぎたのかもしれない。
記憶にない、と言えば犯罪をやったともやってないとも言ってないので
もし将来逃れられぬ証拠等が出てきてもやってないとは
言ってないのでどうにかなる、みたいなことになる。

「それには当たらない」___それには当たる時に使う文言。
根拠を示すことなくメディアの質問をかわす時に使う。
スガとかいう人の十八番。
同じような文言に「批判は当たらない」などがあり
これも批判にあたる時に使う。

「総合的俯瞰的な活動を求める観点から判断」___
具体的な根拠、論理的な説明ができないのでアタマいい(実はアホ)側近が
こう言っとけば!って総理に助言したフレーズ。
スガとかいう人が好きなフレーズ。
またその人は「怪文書」といって一蹴した加計学園に関する文書が
その後ちゃんと存在したときもなんの弁明もない、という状況。

現首相は以前「公文書の作成は政党の主義主張と全く関係ない、国家運営の基本」と
素晴らしいこと言いつつ数年後には自ら公文書改ざん、破棄等に関わる。
これこそ政党の保守とかリベラルとかの主義主張に関係なく
自分たちの都合の悪いことは排除していくという国家主義、
旧共産圏の国家主義国がやってる非民主主義的な行動と言わざるを得ない。
アベスガは保守ではなくて国家主義ちゃう?
やはりせめてまっとうな保守とまっとうなリベラル勢力の
均衡するのが健全かなと思う。

昔自民党の当時総理候補のプリンスと言われた安倍晋太郎が息子の
若き安倍晋三のことを記者に聞かれ
「うちの息子は天才なんだよ・・・言いわけの天才でね」って言っている。
やっぱしね、だからか!

写真は木の枝から別の枝に飛ぶリス。(photo: chikako)

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