舞台劇『作者を探す六人の登場人物』
横浜、元町にあるKAAT神奈川芸術劇場で 5日まで公演されていた舞台劇『作者を探す六人の登場人物』を観た。風変わりなタイトルからして普通ではない芝居だった。
KAAT神奈川芸術劇場は横浜、元町・中華街駅からすぐの場所。久々に中華街にも行ってご飯食べた。
そうそう東急東横線が元町・中華街まで来ているので渋谷とか新宿、池袋からも乗り換えナシで来れるようになった。
ところで、芝居のほう、、、
芝「登場人物」と名乗る喪服姿の6人が舞台稽古中の劇団の俳優たちの前に現れ自分たちに芝居をさせろ、と言い出す。うむむむ?よくわからない?ですよね。つまりあるなにかしらの芝居の登場人物そのものが人格を持ち現実に現れたっていうシュールな設定なのだ。
不条理劇?まあその辺のフカイ芝居の話はさておき、「登場人物」が現実を乗っ取る?ジャックする?みたいなことだ。
わけわからないうちにジャックされた演出家たちは話を聞こうということで打ち合わせしたら「面白いじゃないか、これをやろう」ということになり現実味を帯びてくる。そして「登場人物」を名乗る6人にやらせ、それを見て学び劇団の役者にやらせる、と「登場人物」を名乗るリーダー格が、現実の役者の芝居を見て「違う」という。そんな展開だ。イタリアで1920年代に作られた戯曲だ。
最初にロック曲でダンスがあったけど、それはあまり関係ないような、、、
俳優達は全く動かない待ちの芝居も多く、身体性的には大変なんだろうな、と思いました。でもこの戯曲のコンセプトは面白いデス。
演出:長塚圭史 出演:山崎一 草刈民代 etc
yukko project
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