毎日映画コンクールで受賞・・行って来ました!
2月10日川崎駅前にあるミューザ川崎シンフォニー・ホールにおいて第69回毎日映画コンクールが開催されました。
私周防義和は映画「舞妓はレディ」で音楽賞受賞、大きく重いブロンズの像を授与、感激!。
主演男優賞に綾野剛、主演女優賞に安藤さくら、助演男優賞に伊藤英明、助演女優賞に池脇千鶴、田中絹代賞に
鈴木京香などなど、たくさんの映画人が集った。華やかな場所!こんなにたくさんのカメラフラッシュのシャワーを浴びて一瞬スターになったかの如く・・夢の時間でした!
周防正行監督、桝井プロデューサー(舞妓はレディのエグゼクティヴプロデューサー)もかけつけてくれた。
69年という歴史の権威ある賞、コメディタッチの作品では不利とされながらこの「舞妓はレディ」で受賞した意義は大きい。
10程のミュージカルシーンの為の歌は舞台系のすごくメリハリある盛り上がる歌ではない、しかしそれこそが映画ならではのさりげなくいけるミュージカルソングとも言える。そして日本語のミュージカルという高いハードル。セリフから歌になるのは普段の生活にない不自然なのは当然だが、嘘とわかっていてでもできたら自然に繋がるために作曲も凄く意識したと同時に音響的な仕上げを丁寧に作業した。また全体のヴィジョンを考えていた周防正行監督の構想の素晴らしさには敬服する。なによりも京都舞台のファンタジー、その物語が奥深い。
そのストーリィの中でびっくるするようなインパクトの歌ではないがじわっとブレンドする歌を目指した。作詞の周防正行監督、種ともこに多大な感謝をしている。また一生懸命歌うことに取り組んでいただいた主演の上白石萌音をはじめ長谷川博己、富司純子、草刈民代、竹中直人、渡辺えり、田畑智子、大原櫻子、高嶋政宏、濱田岳、中村久美(敬称略)らのプロ意識の凄さに感銘し、
音楽スタッフの和田亨音楽プロデューサー、作曲アシスタントでメインテーマのコーラス編曲と劇伴2曲の作曲担当したJirafa,レコーディングエンジニアの小幡幹男、長谷川巧、多くのアシスタント・エンジニア、ヴォイストレーナーの内川佳子(敬称略)、また1曲だけ以前に作曲された「夜の終わりに想う歌」作詞のtomo the tomo,コーラス参加の東京スクールオブミュージックの皆さん、
レコーディング参加の泉尚也、三沢泉はじめ多くの演奏家のみなさんもほんとうに素晴らしい仕事しました、ありがとうございました。
俳優の皆さんとは音域チェックにはじまり、作曲demoでの打ち合わせ、ヴォイストレーニング現場にも行ったりして歌唱指導したり、そして撮影用のレコーディング、そして撮影立ち会い、その後のアフレコでの歌録りと、こんなに長く関わった現場もなかったので感慨深い仕事でした。
第69回毎日映画コンクールの表彰式は2月15日(日)19:00~19:54 テレビ神奈川でオンエアとのことです。
写真は私のスピーチの瞬間(重いブロンズ像持ちながらしゃべるの、なかなかデス)。photo:Jirafa
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