20130103-%E3%83%8F%E3%82%AC%E3%82%AD%E8%A1%A8%E5%85%83%E6%B0%97%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%88%E6%9B%B8%E3%81%8D%E5%87%BA%E3%81%97.jpg謹賀新年。今年もゆるりとブログ・コラム書いていきましょう!皆さまよろしくお願いいたします。
早速ですが、
正月6日の15時05分~15時50分NHK総合でオンエアの『にほんごであそぼ』の福島市での公開録画番組の音楽監督しましたのでお知らせします。
『にほんごであそぼ』は開始から10年になるNHK-Eテレの子供向け番組ですが基本的に日本の昔の詩などに新たに作曲したりして新しい解釈で、子供たち中心にエンタテインメントな仕上がりをした番組で、ある意味斬新な感覚=お堅い感じでなく、言葉を楽しんでいるわけです。

明治大学の齋藤孝教授(たけしのニュースショーでもおなじみ)が総合指導という立場で監修されています。
収録にはその齋藤教授も見えられいろいろお話ししました。とてもとてもフレンドリーな方です。

福島市の文化センターでの公開録画を12月28日に収録、私も26日から現地入りしました。
地元福島大学付属小学校合唱部のコーラス編曲したので、そのリハーサルに立ち合いました。
軽井沢に住んでいるので寒さには慣れてるのですが、福島市も寒かったです。日陰は雪が解けず凍結してました。

レギュラー出演者のコニちゃん(コニシキ)、野村萬斎(狂言役者、俳優)、神田山陽(講談師)、うなりやベベン(浪曲師)、おおたか静流(シンガー)に8人の子供たち、NHKの榊アナウンサーに超特別ゲストにななんと坂本龍一(作編曲、ピアノ)、藤原道山(尺八)、そして演奏にNHK交響楽団の弦楽奏者、ピアニストなどで超ジャンルの凄いメンバーが集結した感ありでした。
また脚本は井出隆夫で彼はペンネーム山川啓介です。山川啓介さんといったら日本作詞界の超大御所作詞家です。

僕の役割はほぼ全体の音楽担当でいつも番組で歌われてきた歌の現場での新たなヴァージョンのアレンジ、ナマでN響弦楽四重奏、ピアノ用のアレンジ、音楽劇『セロ弾きのゴーシュ』(宮沢賢治作)の作編曲、フィナーレ曲「さよなら」(金子みす々:詩)の作編曲、「朧月夜」「茶摘み」「冬景色」「旅愁」の弦楽四重奏+ピアノ編曲などです。

坂本龍一はこの為に日本の昔の詩に数曲のオリジナルを作曲、子供達とおおたか静流、ベベンらが歌い、自らピアノを弾いています。そのコーナーで僕の編曲作品と交互に演奏される為に僕の担当曲も坂本さんがピアノを弾いてくれています。
野村萬斎のパフォーマンスも流石!見せます。

今回はチェロソロのリズム曲、チェロと歌だけの曲を作曲したり、なかなか刺激的でした。
オンエア:6日15時05分NHK総合。
再放送: 14日9時00分NHK-Eテレ。

収録は90分くらいでしたが45分に編集されるので全部ではないですが、是非チェックお願いします!