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カテゴリー: 音楽
(2021年04月28日)
投稿者:suoyon
録音芸術edit


『録音芸術のリズム&グルーヴ』(藤掛正隆著)は
JAZZ 、ROCK、R&Bの歴史をレコーディング面からの
エピソードを綴った興味深い書籍!(DU BOOKSから出版されたばかり)

表紙はなんとルディ・ヴァン・ゲルダースタジオの写真!
そうそう、ルディ・ヴァン・ゲルダーっていう録音技師の
名前聞いてぱっと反応する人(僕の世代のJAZZ愛好家はみんな知ってる)
は是非読むと面白いかも。
ニュージャージー州ヴァン・ゲルダースタジオはモダンジャズ
レコーディングの聖地みたいな場所。多くの名盤が録音されてる。
高校の頃ジャズのレコード聴いてると、
レコーディング・エンジニアのルディ・ヴァン・ゲルダーという
名前を覚えてしまってた。弟子を持たないとかけっこう
秘密主義的に音作りしたとかの伝説のエンジニアだ。

またロンドン、オリンピック・スタジオや60年代ロック創成期の
売れっ子エンジニア、グリン・ジョンズの話。
オリンピック・スタジオはジャン=リュック・ゴダール監督の映画
『ワンプラスワン』でストーンズの「Sympathy For The Devil」の
レコーディング風景が記録されてることで有名。
独立系のオリンピック・スタジオはそのローリング・ストーンズ、
ジミ・ヘンドリックス、レッド・ツェッペリンなどの根城。
ジョン・ボーナムのマイキングにはノイマンU67に
キックはAKGのD30とからしい。

大手レコード会社EMIのアビーロードスタジオ、(Beatlesで有名)
アメリカのマッスル・ショールズスタジオはアラバマにある南部ソウルの
聖地。モータウンスタジオ、ニューヨークコロムビアスタジオでの
マイルスのレコーディングのエピソードなどなど
レコーディングのマイキングの話など専門的なことから有名ミュージシャンの
エピソード等の面白い話などジャズ、ポップの1950年代〜70年代くらいの
レコーディング歴史を学べる。
カテゴリー: 音楽
(2021年03月02日)
投稿者:suoyon
moon&fraction


桑野聖アルバム『東方弦聞録』から
「月と夜とフラクション」という曲を
you tubeにアップしました。

https://youtu.be/hTdp-D6kpvk

僕が作曲してます。
これは和声をUpper Structure Triadの手法で転調風に
構成していった作り方。Upper Structure Triadって
分数コードのような感じですが、
但し分母と分子が機能しない関係、
という概念に基づいているので通常の曲の
ようなダイアトニックで情緒的な世界観からは超越しちゃってます。
Violinがフラジオレット(ハーモニクス)で重ねたパートがありますが、
ここは桑野さんが即興で演奏していったもので
この曲の世界観を広げる絶大な要素です。
この曲も2人だけでレコーディングしていきました。
この曲に関しては無許可でアップされてて(外国の方みたい)、
それも相当数聴かれていたのですが、
これが正式なアップということです。
写真と映像構成、ワタシです。
カテゴリー: 音楽
(2021年01月28日)
投稿者:suoyon
myfavo桑野 (1)


「My Favorite Things」のカバー、Violinist,
Composerの桑野聖アルバムより
https://youtu.be/7bBDwaLMHZI

原曲のリズム3拍子を4拍子に変え、和声、メロディも
別の料理の仕方でオリジナルなアレンジを目指した。
そうですね、、昔佐藤允彦さんのアレンジングゼミで
アレンジはコンポジショナルにせよ、と習ったのが
ずっとアタマの片隅に・・・それはポップソングの
編曲とはまた異なる概念でしょう。
JR東海・京都篇のCMを10回くらい音楽担当しこの曲を
いろんなアレンジした。その中のひとつを桑野さんアルバム用に
更に深みに行ってみた。
桑野さんはリハと本番では全然フレージングの柔らかさが違っていて
感動的な演奏していた!
2人でマイクセッティングして、要するにこの曲のエンジニア、
ミックスは我々2人でやってるんです。

CMの時はメロディを崩しすぎてNGくらいリテイクしたりもした。
そして数年後再びこの仕事来たので、
またメロディ壊すとリテイク食っちゃうから忖度したアレンジしたら
またNGになった。
「もう何年もこの曲やってるのでメロディ崩して下さい」
というオーダーだった。やった!壊すのって楽しい。ぶっ壊して再構築!
これがコンポーズだ!
別仕事でベートーヴェン、グリーグ等のクラシック、美しき天然、
Over The Rainbowなどもそんな崩すアレンジしてた。やっぱ一度壊さないとね。

1992年頃だったか、フジTVの音楽番組でROLLING STONESを
サックスカルテット中心に数曲アレンジしてシーナ&鮎川さんが
歌う企画で僕は音楽監督、編曲した。
またまた原曲の和声を大幅に変えた。
R.Stones好きだから変えたい。
でも鮎川さんにNG食らった。
鮎川さんは逆に好きだからそのままやろうって。
全く平行線だったがなんかお互い
言いたいことちゃんと言って気持ちいい関係になった。
シーナさんは数年前に逝ってしまったが僕はその企画に
ギター、グロッケン、コーラスでも参加して彼女にホメられた。

話戻って・・・
名画『サウンド・オブ・ミュージック』の決してメイン
ではないこの楽曲「My Favorite Things」は、
意表をつく素晴らしく個性に溢れたメロディで構成されている。
1960年代にジョン・コルトレーンもモード・ジャズに
アレンジして求道者のような凄い演奏していた・・・
高校時代死ぬほど聴いた。
まさか大人になってこの曲を編曲する仕事が来るとは
思わなかったが、原曲でもコルトレーンでもない
コンポジショナルなサウンドを桑野さんと目指した。
2002年頃の目黒ブルースアレイでのライヴでも演奏した。
カテゴリー: 音楽
(2021年01月21日)
投稿者:suoyon
AsTears2 (1)


ポップスタンダード曲を料理するシリーズは昔からやっていて、
それは子供の頃から聴いてたポップ音楽へのリスペクトを込めてます。

https://youtu.be/60NpPTuIEn4
今回の曲は「As Tears Go By」でベーシスト泉尚也参加でリニューアル!
「As Tears Go By」はミック・ジャガー&キース・リチャーズが1960年代当時に
マリアンヌ・フェイスフルのために書いた曲で、マネージャープロデューサーの
A.オールダムも作者の1人にクレジットされている。
僕は高校時代によくやっていた思い出深き曲。


https://youtu.be/_Fg5eHX2-HE
こちらはスライド・ギターのRec場面を以前にアップした
ボサノヴァの名曲「Corcovado」(A.C.Jobim)。
この曲も泉尚也参加でリニューアル!
2019年にジョアン・ジルベルトが亡くなった時がきっかけ。

コーダ部分は短いですが、
泉尚也フレットレスベースのアドリブ。
カテゴリー: 音楽
(2021年01月15日)
投稿者:suoyon
photo_fiddler's (1)

「Fiddler's Philosophy」
https://youtu.be/X9lGC6OsTuw

Violinist,Composerの桑野聖さんと2002年に作ったアルバムの中の
「Fiddler's Philosophy」をアップしました。
桑野さんとは1989年頃にCMスタジオワークで弾いてもらったのが最初。
それから30年ものお付き合いになる。

「Fiddler's Philosophy」は僕の作曲作品としても渾身の最高傑作。
7th系中心に、巧みなコード進行せずに大きな流れを作った。
ロック的であり、トラッド風な面もある。精神的には攻めている(つもりネ)。
ポップ・ロックなViolin Music、、と言ってもポップソングのポップではない
ですが。
Violinのパッションというか熱量がものすごく高い演奏になっている。
情緒的泣き系のメロではないメロディのスケール感。
途中の歪み音色もViolinにエフェクトかけて、その状態で弾いている、、
つまりミックスの時にエフェクトかけたのではなく、その音色で弾いた。
そのモティーフに沿った桑野Violinのアドリブが後奏の最後まで続く。
桑野聖アルバム『東方弦聞録』より
カテゴリー: 音楽
(2021年01月07日)
投稿者:suoyon
スクリーンショット 2021-01-07 23.28.50

『What's Going On』
昨年アメリカでの人種差別への反対運動があった頃に
『What's Going On』をカバーしてみたんです。
https://youtu.be/RZnRFb3aPFg

年末にベーシスト泉尚也も参加し、新たにリニューアル完成しました。
ギターも左手ヤバイんで1日30分弾いては次の日に廻してどうにかrecできました!
原曲をリハーモナイズして間奏も新たな提案してます。
といってもあの歌のノリは勉強もんです。
泉尚也さんは音大での授業でこの曲を題材にベースラインの分析をしてるとのことです、凄い!

『What's Going On』
マービン・ゲイの1971年のヒット曲だが当時はレコード会社の上層部に
「こんな売れそうもないR&Bはダメだ」って言われたが、今や歴史的な名曲になっている。
数年に一度やるアメリカの音楽誌の歴代ポップベスト1に選ばれてもいる。

僕は中学の頃はオーティス・レディング、サム&デイヴ、ミラクルズ、シュープリームス、
フォー・トップスなどR&B好きでしたし1970年のサム&デイヴの来日渋谷公会堂コンサートに
行ってるんです。衝撃でした、あのリズム!とグルーヴ!もうそれで情緒的メロディを超えて行けたのかも。

『What's Going On』はベトナム戦争から帰還したマービン・ゲイの弟から聞いた話をもとに作曲したらしい。
反戦の内容です。60年代の楽しきR&Bにはない。
60年代のエンタメ志向のモータウンR&Bにサヨナラしたという意味で
アフリカ系アメリカン(黒人)ポップ音楽の新しい礎である。その後の
ロバータ・フラックの「Killing Me Softly」などとともに黒人ってノリがいいだけじゃない、
ということを教えてくれた新しい動きのはじまりなのでしょう。

ただジャズを聴いてると60年代のマイルスやショーター、ハンコックなどのやってる
モードの音楽は音楽史上でも最も知的な音楽のひとつのような気がするので黒人って
リズムのグルーヴの凄さだけじゃないことは、そっち聴いてる人には当たり前のことなんだけど。

しかしアメリカはとんでもないことになっている。
『What's Going On』の歌詞がワシントンで起こった出来事にダイレクトであてはまる。
カテゴリー: 音楽
(2020年12月01日)
投稿者:suoyon
オートリバースポスター (2)


PCでも聴けるラジコと全民放ラジオが共同で作ったラジオドラマ
『オートリバース』が12月に放送されます。
原作は高崎卓馬で電通の方です。
この劇中音楽を担当し、先日レコーディングも終えました。
(放送日は各局でバラバラなのでラジオドラマ「オートリバース」で検索してください)

1話15分が11話あるのでけっこうな分量ですが、
劇伴音楽はそんなに多くないです。
ラジオドラマは以前にも音楽担当したことがあるが、
これが実はなかなかのお仕事です。映像ないので、
セリフ、ナレーション、効果音と音楽という
音だけでの構成ですし、当然絵を観て作曲ではないわけです。
1980年代の物語で、劇中に1980年代のヒット曲も流すために
それとの対比風な劇伴の感じです。

音楽よりも注目なのはバイノーラル録音でセリフも録ったということです。
俳優さんはマイクの前でただセリフを言う普通のスタイルではなく、、、
東宝スタジオで録ってるんです。
長尾直樹監督とは映画『アルゼンチンババア』や
WEBムービー『10minutes story』やCM「キリンビール一番搾り」等で
数多くご一緒した間柄。

『オートリバース』は1980年代アイドル小泉今日子の追っかけを
してる若者を描いた作品。
原作本が書店に並んでいます。
タイトルの「オートリバース」って
昔あったカセットレコーダーのオートリバースのこと。
あったあった!懐かしいです。ラジカセやウォークマンとかね。
カテゴリー: 音楽
(2020年11月21日)
投稿者:suoyon
ツヅクニチジョウ 2020-11-21 23.25.30 (1)


コロナ禍で日常が崩れてしまった2020年。
2年前に作曲した弦楽四重奏曲「トギレルユメツヅクニチジョウ」

https://youtu.be/_3yBttdFZqU (動画はこのURLからどうぞ!)
はそんなことを予言してたわけではないのですが、
普通の日常、途切れないことの大事さ、でも続く日常が
身に染みてきます。

この動画は大阪スクールオブミュージックのスタジオでの
毎年開催される周防義和企画監修の「弦楽セミナー」のひとコマ。
ポップ系打ち込み志向の若者たちに弦楽四重奏を作曲してもらうイベント。
勿論そこにたどり着くまで、1年間は弦楽の解説をご指導します!
決してクラシックやれ!っちゅうことではないです。
そして僕の曲も演奏していただいた。
僕の曲も広い意味でのポップ(ヒットチャート系のポップということではなくて)です。
演奏は京都芸大出身のViolinist水野万裕里率いるカルテット。
at Osaka jan.2019

スタジオが天井低いのと、別曲でリズム・セクションとのコラボ
もあるためマイキングは近いが、一応アンビエントも立てています。
Engineerは大阪を代表するスタジオアルケミー主催の北畑俊明。

動画は上のURLからどうぞ!(この写真は動きません)
カテゴリー: 音楽
(2020年11月07日)
投稿者:suoyon
slideの手の動き


以下のURLはスライド奏法でギターをダビングでレコーディング中の手の動きです。

https://youtu.be/memck9iOn8k

今回はギターを椅子の上に置いて人差し指にボトルネックを付けて
の演奏です。他には通常のように肩からギターをさげて小指などに
ボトルネックを装着する場合もあります。人それぞれやり方ありです。
ギターは弾いてない他の弦も共鳴するので特にスライド奏法の時は
弾いてない弦を指でミュートしています。さりげなくやってるんです!
しかしこの奏法なら頚椎ヘルニアによる左手の指の強い押さえがきついので、
それに関係なくなり弾けるという利点ありです!

曲は「コルコバード」。普通ボサノバですが独自にアレンジしてます。
全編はこちらで聴けます。
https://youtu.be/8FORllaK10Q

2019年にジョアン・ジルベルトが亡くなった直後にアレンジ
してみました。
偉大なるジョアンさん、
そしてアントニオ・カルロス・ジョビンさんにリスペクトを込めて!
カテゴリー: 音楽
(2020年11月02日)
投稿者:suoyon
walk away,,,,






久々の歌作品をご紹介、発表します!
レイチェル・オングのために作曲した歌
「WALK AWAY , HEAD HIGH」は
以下のURLで是非お聴き下さい! 
https://youtu.be/ac1DLTCiNZc

次は1コーラス目の歌詞。

WALK AWAY , HEAD HIGH( lyrics : Rachel Ong music : Yoshikazu Suo)
Voices ask me for answers 頭の中での声が答えを探してる
Lost deep inside, words they hide でも答えがでない。言葉にならない。
Days past still I'm wondering どう長く考えても、
Was it wrong, was it right? 「正しいか間違いか」しかの思いがない
Forgetting ways to be brave 勇気というのはもう忘れてる
Darkness colours my name もうピュアじゃない
Take a leap of faith and play this game of life 思い切って人生というゲームをしてる
There's so many roads to choose 選択肢がたくさんある
With nothing to lose 何も失うものがない
for I'm stronger now inside 今はちょっと強くなったから
Time to say goodbye, walk away head high もうやめる。誇りもってやめる。

・・・・・・・・・・
リズムセクション録りには僕はいなくてコンポーザーギタリストの福本雄木に
感謝します。TDはレイチェルのディレクションで完成、ここにも僕はいなかったの
ですがレイチェルの声はいい感じになってます!
メロディは書いた譜面をレイチェルのニュアンスで
彼女独自の解釈やコブシが効いています。
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