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「うなりやベベン」こと国本武春さんが24日未明に亡くなってしまった、、、55歳、悲しすぎる。
脳出血で12日に救急搬送され入院されていたが突然の死に言葉もない。
浪曲師の両親の元に生まれた生粋の浪曲師であり、しかしながらロックやR&Bが好きだった若き日の影響で三味線でロックができちゃう才人だった。
NHK Eテレの番組「にほんごであそぼ」で何度もコラボした。福島での公開録画でもご一緒した。
文部省の芸術選奨とかいろんな賞を受賞されている。
本人は気さくでいい人、譜面は読まないがメロディを瞬時に憶えてしまってスタジオ仕事にも対応された。浪曲の節回しも見事ながらロック系のリズムにもグルーヴできるミュージシャン。音域も高めでよく通る声が耳に残る。いわゆるヘッドアレンジ的にアドリブで適当にプレイできるので、オブリガートなど
歌の合間を埋める演奏もお手のものだった。
「にほんごであそぼ」でのもうひとりのキャラクターであるシンガーのおおたか静流も驚いていた、ショックだと思う。