ボロディンの名曲「ダッタン人の踊り」

カテゴリー: 雑感
投稿者: suoyon

【2020年03月22日】
韃靼そば


写真は長和町の韃靼(だったん)そば。高地でしか栽培できない種類らしく従来は苦味が強かったが、この店では新たに2017年から信州長和町の標高1400mとかの高地栽培で開発されたらしい。
食感はもちもちしていて美味しい。色が黄色で普通の蕎麦とは雰囲気が異なる。
ポロフェノールの中のルチンが通常の蕎麦の120倍とめちゃヘルシー。
横のお皿にあるのは大根の天ぷらで、これがまたサクサクした歯ごたえでめちゃ良かった。
このお店はダッタンそばの専門店で信州長和町から白樺湖に辿る道、山の途中にある。まるでパスタのような雰囲気だけどこれは二ー八のもり蕎麦。
1年に1回くらいこの山越えの道通って諏訪方面とかにドライヴ。白樺湖を通る道で帰りは中山道で和田峠を超えて蓼科、望月町、佐久に出る。

韃靼(だったん)そばの「だったん」はダッタン人のことで、それは北モンゴルとか
カザフの北部からヨーロッパにかけて活動した人たちでタタール人とかポロベツ人とも言われるようだ。とにかく北ユーラシアの高地栽培が由来みたい。
ロシアの作曲家アレクサンドル・ボロディンの「イーゴリ公」の中の「ダッタン人の踊り」はメロディアスな有名曲でJRの「奈良」のCMで使用されてますね。