アレサ・フランクリン逝く

アレサ・フランクリン〜逝ってしまった。単にソウルの女王とかを超えてアメリカポップ音楽の最高に偉大なシンガー。その底なしのパワーとか表現力は凄い。実音で相当高い音域出るしそれがスムースでパワフルでニュアンスあり、スローでもテンポありでもOK、もう誰も追いつけない。後のソウルシンガーの礎を築いた。写真は大ヒット曲は入っていない「RARE & UNRELEASED REC・・」というその名の通りのレアものの2枚組アルバム。1960年代のアレサのピアノ弾き語り的な曲もあったり、ゴスペル的なものもある。単にヒットメロだけでなくアレサの歌の真髄に迫るにはここまで聴いても良い。
ヒット曲のほうでは「Natural Woman」(キャロル・キング作)という曲が凄い好きで、あのスローなハチロクのリズムにリフ的なメロディで「you make me feel」とリフレインして盛り上がってタイトルを歌い込む流れはぐっと来る。そうそう、数年前にこの曲を神近まりさんが歌いJirafaがコーラスしたけどこの神近さんのソウル魂にもぐっと来たし、その選曲にも感激でした。
アレサは1986年にウーピーゴールドバーグ主演の『Jumping Jack Flash』という映画の主題歌を歌っているが、その主題歌「Jumping Jack Flash」は作曲者のキース・リチャーズプロデュースで彼のギター、ドラムはスティーヴ・ジョーダンで、この曲のメロディの崩し方の凄さはまさしくソウルの真髄!譜面じゃないよ音楽は!っていう見本的なヴォーカルだ。ソウル、ゴスペル、ロックと繋がるブラック・ミュージックから歴史の体現かもしれない。こちら
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