カテゴリー: ミュージシャン
(2018年09月01日)
投稿者:suoyon
富貴さんed2018


9月に入った。今年の8月はなんかバタバタしていてバカンスもなくこの月だ。軽井沢に住んでいると夏はいろんな方々が避暑でこの地を訪れる。写真左は今や飛ぶ鳥を落とす勢いの若くして大作曲家といっていい富貴晴美さん。(右はうちの妻千賀子)大河ドラマ「西郷どん」やドラマ「ハゲタカ」、昨年公開の映画「関ヶ原」で日本アカデミー賞優秀賞、また現代曲も書き、打ち込み系もバッチリ、まだ33歳にして凄い凄い量の仕事をこなしている。
3年前に初めて会った時に「学生時代から周防義和さんの映画音楽聴いてました」、なんて言ってくれて嬉しき出会いでした。この日は音楽談義やその他、楽しき会話に時間を忘れた。作曲家同士って僕なんかあまり会わないほうだけど、会うと同じ仲間としての通じる話題があるもんです。
カテゴリー: ミュージシャン
(2018年05月17日)
投稿者:suoyon
kokiaの本に



シンガーソングライターKOKIAのコンサートが初台オペラシティで2daysあった。熱心なファンで超満員、とても温かい雰囲気でのKOKIAの独特な世界、、
楽器編成はアコーディオン、ピアノ、ギター、アコースティックベース、バイオリン、チェロ、パーカッションにKOKIAの歌。
圧倒的な歌唱の歌が会場に響き渡り感動的だった。また喋りは最後の挨拶くらいでほぼ音楽だけでの構成だった。
KOKIAとの出会いは21年前彼女がまだ音大の学生の時、
「Tail Concerto」というゲーム音楽のテーマ「For Little Tail」を僕が作曲し、KOKIAが作詞,歌でコラボした。
その頃からその歌唱力は素晴らしかった。彼女のファルセットは相当強く、またヴィブラートは完全にコントロールできるらしい。
その後KOKIAはデビューしてその実力と個性的な世界を広めた。2010年にはKOKIAの依頼で「For Little Tail」をリメイク、
またこの曲は他のアーティストでもカバーされた。そのKOKIAもデビュー20周年。
ファンクラブ制作の分厚い本に私も紹介された!写真がそれです。
カテゴリー: ミュージシャン
(2018年03月07日)
投稿者:suoyon
220px-Larry_Coryell
コリエル



ラリー・コリエル逝って1年・・・思い出す1986年東京での名演!

時は1960年代末、エリック・クラプトン、ジミ・ヘンドリックス、マイク・ブルームフィールドっていうギタリスト達が楽器奏者なのにポップのアイドルになった。そこにジャズ側からもロック的な音を出す、つまりジャズギターっていうとクリーントーンなのに歪み系の音色でロック風なプレイで、当時のガキにとってもカッコイイと思える奏者が出現した。

そんなギタリストがラリー・コリエルだ。

思い出すのは1969年頃にフルートのハービー・マンのJazzRockなアルバム『MEMPHIS UNDERGROUND』(コアなジャズファンからはチャラいという評価だった)に参加していて当時の当時の流れであるロック化するジャズに貢献したスタイルの第一人者だった。
僕はその曲「Memphis Underground」を高校の頃演奏してた。僕も高校の時からそういうジャンル超えの洗礼を受けて、結局それが生涯、そのコンセプトが身体に染み込んでる。そして69年のマイルスの『IN A SILENT WAY』でのジョン・マクラフリンなど凄テクのギタリストがどんどん出てくるが、コリエルがそう言うジャンル超えの先陣を切っていたギタリストのひとりだ。Trpのランディ・ブレッカーとイレブンスハウスというフュージョンバンドもやっていた。

1986年のライヴアンダーザスカイ(よみうりランドイースト・東京じゃなくて川崎だった)でのコリエルとアル・ディミオラのアコースティックギターデュオ、というか2人のギター侍の一騎打ちはコリエルの名演のひとつだろう。あまり楽器のテク競争みたいな音楽に基本的には興味ないほうだが、この「対戦」のような一騎打ちはちょっと面白い。
曲はチック・コリアの名曲「Spain」。
ディミオラはすでに70年代中期にチック・コリアのReturn to foreverのelectric系バンドに参加していてテクニック的にはコリエルより遙かに凄いので、誰もがディミオラの勝ちだろうみたいな気持ちで見ていた。
ところがディミオラの綺麗なフィンガリングとミュートやトレモロやあらゆる奏法を駆使した粗つのない華麗なソロの後のコリエルのソロ、、、これが、これが!!テクを超えた熱い熱い心がギターに乗り移って聴くものを圧倒、そして1音1音のダイナミクスの凄さにも感激してしまった。やはり学んだ通りの教科書的スケールとかではない、最後はパッションというか人間力というか・・・コリエルの熱さに圧倒されたのを思い出す。これはYou Tubeにも上がってます。

Trpの日野皓正が1970年代初頭にニューヨークでコリエルと一緒にバンドしていて、コリエルは「自分にはテクニックがない」と日野さんに言う。日野さんはコリエルに「それがいいんだよ指が速く動くだけじゃないよ」みたいなことを言ったとか、、、ですよね。しかしテクないって言ったって普通から見たら相当な相当なテクだけどね・・・ラリー・コリエル昨年2月に73歳で逝去。あの眼鏡と独特の雰囲気が忘れられないミュージシャン。

ちなみに『MENPHIS UNDERGROUND』に参加している他のミュージシャンはチャック・レイニー、バーナード・パーディなど、ソウル系のスタジオミュージシャンの凄いメンツだ。
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(2017年06月17日)
投稿者:suoyon
Jirafaジャケットedit



このジャケット、とても素敵!
音楽仲間のコンポーザー、シンガーのJirafaのアルバム『はじまり続ける』(2枚組CD/ZEZE-MU Sura:5レーベル)が完成に。

Jirafaは僕の映画音楽などではアシストしてくれていて、映画『舞妓はレディ』ではメインテーマのコーラス編曲等、映画 『超高速!参勤交代』では劇中音楽を数曲担当、また映画 『ロマンス』『嫌な女』では共同で音楽担当、NHKの朝の情報番組『あさイチ』ではメインテーマ等のヴォーカルを担当している。
いくつかのドラマの劇音楽を担当しているJirafaは自らのバンドでも活動している。また僕の「Out of the blue」の作詞(英語)はJirafa。ということでいつもお世話になっているJirafa、やっとアルバムできたね!

今回のアルバムではシンガーソングライターとしての面とコンポーザーの面をダブルでパフォームした2枚組!いやいやこのカタチは僕のアルバム『遇游歌集』もそうしたかったので、、、やられてしまった。シンガーソングライター面では4リズム編成のバンドによるある意味独自で知的なロック音楽。「Don’t give up on me」「太陽と寄生虫」など好きだ。「太陽と寄生虫」の歌詞ではカレシが太陽で自分は寄生虫という構図!にびっくりした。

コンポーザー面では映画 『ロマンス』のメインテーマ曲も収録されている。この曲はタナダユキ監督作詞でそれをJirafaが英語にして作曲している。歌は女優の三浦透子。『ロマンス』はサントラ出ていないのでこれは貴重!
実は僕も小曲を1曲書いていてピアノとJirafaのスキャットによる不思議系な音楽。
また6月25日(日)には赤坂グラフィティにてアルバム完成記念ライヴが行われる。http://www.jirafa.jp/info.html
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(2017年06月11日)
投稿者:suoyon
VFAジャケットedit


「Voice From Asia」のアルバムも配信開始!

BREW-BREWの『文化ポップ』と同様に1990年頃活動してた今や今や伝説的な大人の無国籍ポップバンド「Voice From Asia」のアルバムも5月に配信開始された。下記のアドレスは当時の青山スパイラルnewsicレーベルが制作したプロモーション用の映像。アルバム収録の「サバ・トキオ」が流れる。 もう27年前に作ったアルバム、、、みんな若いし!

https://www.youtube.com/watch?v=XWRauAucD_0

「Voice From Asia」はViolin.Flat-Mandolin : 岸本一遥、Vocal : おおたか静流、Guitar,Keyboard,Vocal:周防義和、PercussionDrum : 吉田宏治の4人からなるバンドで凄い数のライヴをこなした思い出がある。
高円寺の稲生座の常連バンドでいつも中央線沿線の外国人達が大勢見に来てくれた。Violin.Flat-Mandolinの岸本一遥はヨーロッパ系ではなくブルーグラススタイルのプレイヤー、とにかく2beat系のグルーヴにのるとスゴイ。
おおたか静流はいうまでもないヴォイスパフォーマー。彼女もソロでの「花」(沖縄のあの曲)でヒットしたがこのユニットはそれより以前からの活動になる。この凄い2人を組み合わせたら面白んじゃないかとセットしたのがワタシ。これはバッチリだった。ドラムの吉田君もピーター・ゲイブリエルが好きとかロック系だが、ここでは独自のセットを叩きボトムとして貢献している。僕はなんと曲によっておおたかさんの声の3度上でハモってたりする!
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(2017年05月26日)
投稿者:suoyon
ぺぺタン・タタンlow



『ペタタン・タタン』完成! プロデュース:SPICYHEAD 桑野聖アルバム

20年来の音楽仲間、Violinistで作曲編曲家の桑野聖が子供たちに送る素晴らしきアルバムを完成させた。『ペタタン・タタン』という物語は江戸っ子口調の語りにキュートでオシャレな音楽で進められる素敵なアルバム。
僕も微力ながら帯の言葉、フライヤーへ文を書かせていただいた!

主にViolinistの面でいつもコラボしていたがアニメ『忘却の旋律』では共同で音楽を担当し、桑野さんのレベル高きコンポーザー面を知った。また桑野聖ソロ・アルバム『東方弦聞録』を一緒にプロデュースした。エレクトリックな歪み音色でのアドリブも凄かった!

今回は子どもの為に作られたサウンドながら、イージーに妥協することなく大人でも十分楽しめる丁寧でレベルの凄まじく高い楽曲作りがほんとうに素晴らしい!まるでミュージカルを楽しむような雰囲気!

そうか、、それは知らなかった。後で桑野さんから聞いたらミュージカルを意識した楽曲作り、わかりやすくとも高度なサウンドクリエーティングを考えていたそうで、見事だ。
広がりのあるオーケストレイションやジャズチューン、細分化されたリズムがスリリングに絡む歌、キュートなポップソング、少しエスニックあり、木管アンサンブル、シャープに切れこんでくるヴァイオリン、、、と生楽器中心のシアワセなたくさんの音に包まれた物語が展開していく。桑野さんのプロダクションSPICYHEADが制作、パートナーでFlutistの中瀬さんとの共同作業が実を結んだ。
カテゴリー: ミュージシャン
(2017年03月19日)
投稿者:suoyon
ミックとチャック


ロックンロールを作った男、チャック・ベリーが90歳で亡くなった。1950年代、エンターテイメントの世界に大人と子供の間に青春というアイテムをロックンロールという大人社会にちょっと反抗するようなスタイルで持ち込んだ。これはその後エンターテイメントの最大のテーマになるほどのジャンルになる。
チャック・ベリーの曲に「スクール・デイズ」「スウィート・リトル・シックスティーン」など青春がテーマだ。
シカゴブルースの巨人マディ・ウォーターズに認められデビューし、ブルースよりテンポ速く明るくしたロックンロールを作ったひとりだ。ジョン・レノンはロックンロールをあえて違う呼び方をするなら「チャック・ベリー」だと言う。チャック・ベリーの2大影響者はキース・リチャーズとジョン・レノンだ。
「ジョニーBグッド」のあの有名なギターリフのイントロやダブルストップでの
奏法はエリック・クラプトンをしても「あのテンポだとああいうやり方が最高で他になくああなってしまう」とまで言っている。ひとつの普遍的なリフを作っちゃった、ということだ。
ビートルズの「Come Together」はチャック・ベリーの「You Can’t Catch Me」の影響で作られたジョン・レノンの曲だ。似すぎているのでジョンは謝罪のためにその後「You Can’t Catch Me」をカバーしてベリーに敬意を表している。

偶然だけど、僕が今やってるお仕事に珍しくロックンロールのアレンジが1曲あって、来週にはまた直しをしようと思ってチャックの「キャロル」「ロールオーバーベートーヴェン」なんかを聴いてた。

ROLLING STONESのミックとキースが学生時代に駅で出会った時にミックが
マディ・・ウォーターズとチャック・ベリーのレコード(イギリスで売ってないレコードをミックは通信販売で買っていた)を持っていて意気投合しストーンズ結成に繋がる有名な話もある。

1986年にチャック・ベリー60歳の記念コンサートとそのドキュメント映画が撮られた。(監督は「愛と青春の旅立ち」のテイラー・ハックフォード)その時の音楽監督がキース・リチャーズだ。わがままでやんちゃなチャック・ベリーを弟子のようなキースがとても真面目にリハをしたり、本番でもチャックをなだめる。これ見るとキースってほんとうは真面目な人?みたいな感じ。
ロックンロールを好きでなくてもチャック・ベリーから派生したロック、R&Bがその後のポップ音楽の土台をなっているいるので彼の功績はとてつもなく大きい。

ちなみに60歳記念映画「HAIL! HAIL! ROCK’N’ROLL」は今となっては貴重なメモリアルな作品。またメイキングでのプロデューサーの愚痴も面白く、チャック・ベリーは約束を守らず、遅刻、来ない、多額の現金を要求、行き当たりばったり、歌詞忘れ、本番中にキーを変えようと言う、大事な収録直前に小さなローカルツアーをぶっこみ声がでなくなる等々、やっかいな人物像がこれまた破天荒で飽きさせない。
写真はミック・ジャガー(右)とチャック・ベリー(左)
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(2016年12月07日)
投稿者:suoyon
Blue&Lonesome2


『Blue & Lonesome』Rolling Stonesが11年ぶりに新作アルバムをリリースした。ミック・ジャガーやキース・リチャーズは元々ブルースバンドとしてRolling Stonesをスタートさせたのでこのブルースのカバー集は原点回帰のようなものでなんの違和感もない。
エリック・クラプトンがゲストでいいソロしてる。

しかしミック・ジャガーは今73歳、レコーディングした頃は72か。声は全く衰えていないばかりか、めちゃめちゃノリノリでそのニュアンスは若い時より進化している。それだけこういうブルースには身体に染み込んだ、いやいやブルースそのものに身体がなっているのかもしれない。ミックのこと知ってるつもりでも、この入り込みの凄い歌唱にはちょっと驚いた。
ミックのブルース・ハープも大活躍しているし、ステージのパフォーマンスと同様に歳とって渋くなるのではなく、前向きなパワーに溢れたブルースフィーリングで歌を聴かせるのがミックの特徴で、ブルースが情けない心情や黒人の差別や悲しみをダブルミーニングで表現したところを更に居直ったりするのだが、ガンガン来るミックのブルースに情緒的な悲しみはないタイプのBluesだ。

レコーディングはほぼ一発録りでオーバーダビング無しで3日間で録り終えたという。これも現代機器が発達しすぎて間違いなど直せる時代にあえて荒削りのままスタジオ・ライヴ風に録ったことは興味深い、、、というか50年前彼らがデビューした頃に戻ったスタイルだ。僕もこの人達のお陰でBluesが原点になっちゃってる音楽人生を歩んでいるので・・・・・そうそう高校の時やってて自分でも歌ってた「I Can’t Quit You Baby」を今回ストーンズがやるなんてね。
この曲のミックの歌唱はハイライトだ!

ミックやキースはこういうシカゴブルースやR&Bが原点とも言えて、『Beggards Banquet』の頃アメリカルーツ音楽へのリスペクトと解釈の音楽、その後メジャーバンドになりアメリカに頻繁に行くようになると南部マッスル・ショールズでのレコーディングやレオン・ラッセルらのスワンプの影響(LAも拠点のひとつ)でスワンプヒット作「Tumbling Dice」などを作り、その後は「Miss You」「Undercover」など、ニューヨークだろうか。アメリカって場所による音楽の底深さがあるって面白い。

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(2016年11月15日)
投稿者:suoyon
LeonRussell5














SWAMPね。僕も映画『ドラッグストア・ガール』(本木克英監督 田中麗奈主演 2003年松竹)の映画音楽サントラで「ジェロニモストンプ」「Indian Swamp」「Jumping Fiddler’s Stamp」という曲を作曲、自分なりのSwamp、、、SuoSwampしてんですワ、これが。

LEON RUSSELL、、、悲しいね。
彼はソロと同時にJoe CockerをフロントにしたバンドMad Dogs & Englishmenが有名。
このツアーをドキュメントした映像を昨年WOWOW で見てその後Leon Russellにはまってたってわけ。とにかくLeonのあのダミ声って今の時代には聴かなくなった押しの強い感じ。
ドクター・ジョンとかにもその味がある。「Hummingbird」なんて好きな曲。「Delta Lady」「Dexie Lullaby」とかファンキーででもちょっとニュアンスがあって都会的ではないけど。あの時代だよなあって。
「Song For You」とか本人が歌うとカーペンターズみたいなやわな万人向けじゃないけどサイコーですワ、渋くて。彼のSwampってニューオリンズ風のピアノスタイルが土台にあるのかなやっぱ、南部だし、、、でもLAで確立したんだ。あの辺りのミュージシャンはLAにでるみたい、あの頃は。
とにかくLeonのあの声あくの強さよ永遠に我々に響くよね!
ところでSTUDIO IZUMI HOUSE 1127は12月11日18時開始デス。
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(2016年11月14日)
投稿者:suoyon
LeonR

LEON RUSSELL.74歳で逝ってしまった。
レオン・ラッセル、、、発音はリオンのほうが近いとは思うけど。
彼はアメリカ南部のSWAMP ROCKの帝王なんて呼ばれていた。
SWAMPって沼地とかいう意味だけど、そしてこういうサウンドはオシャレではないし今の若者には興味ないだろうな。有名なウッドストックフェス(1969)のジョー・コッカーのBEATLESカバー「With a little help from my friends」のアレンジはLEON RUSSELLでジョー・コッカーのバンドを仕切っていた。BEATLESでは気の抜けたリンゴの歌だったのを少しスローにして本格的な聴き応えあるロック曲にしたのはJoe Cockerのソウルフルな熱い熱い熱い歌唱とLEON RUSSELLの素晴らしいアレンジの賜物!Leonはこのバンドでピアノ、ギター両方弾き分けている。

ROLLING STONESの最高傑作『LET IT BLEED』(1969) の「Live with me」のブラスアレンジとピアノでも参加。STONESのその後の傑作「Tambling Dice」などのSwampへの影響はLeonなどの影響かもしれない。LeonはStones名作「Honky Tonk Women」をカバーしている。この曲もSwamp色が強いロックチューン。

その一方でソングライターとして「Song for you」「マスカレイド」(カーペンターズやジョージ・ベンソンも歌ってる)など超超美しいポップ曲を作曲している。そうLEON RUSSELLはただ者ではないです。ロックの3コード野郎の部分と2−5−1や半音進行などスタンダード・ジャズ期の理論両方わかってるし、見た目の南部ロックの風貌に隠された知的なコンポーザーでありサウンドメイカーなんです。Eric Claptonとの交流もあるしね。
昨年偶然にもLEON RUSSELLのライヴ映像を改めて見たりアルバム買ったりして数ヶ月彼にハマってました。ですのでショックです。