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カテゴリー: 映画音楽
(2015年02月11日)
投稿者:suoyon
スピーチする周防義和

2月10日川崎駅前にあるミューザ川崎シンフォニー・ホールにおいて第69回毎日映画コンクールが開催されました。

私周防義和は映画「舞妓はレディ」で音楽賞受賞、大きく重いブロンズの像を授与、感激!。

主演男優賞に綾野剛、主演女優賞に安藤さくら、助演男優賞に伊藤英明、助演女優賞に池脇千鶴、田中絹代賞に

鈴木京香などなど、たくさんの映画人が集った。華やかな場所!こんなにたくさんのカメラフラッシュのシャワーを浴びて一瞬スターになったかの如く・・夢の時間でした!

周防正行監督、桝井プロデューサー(舞妓はレディのエグゼクティヴプロデューサー)もかけつけてくれた。

69年という歴史の権威ある賞、コメディタッチの作品では不利とされながらこの「舞妓はレディ」で受賞した意義は大きい。

10程のミュージカルシーンの為の歌は舞台系のすごくメリハリある盛り上がる歌ではない、しかしそれこそが映画ならではのさりげなくいけるミュージカルソングとも言える。そして日本語のミュージカルという高いハードル。セリフから歌になるのは普段の生活にない不自然なのは当然だが、嘘とわかっていてでもできたら自然に繋がるために作曲も凄く意識したと同時に音響的な仕上げを丁寧に作業した。また全体のヴィジョンを考えていた周防正行監督の構想の素晴らしさには敬服する。なによりも京都舞台のファンタジー、その物語が奥深い。

そのストーリィの中でびっくるするようなインパクトの歌ではないがじわっとブレンドする歌を目指した。作詞の周防正行監督、種ともこに多大な感謝をしている。また一生懸命歌うことに取り組んでいただいた主演の上白石萌音をはじめ長谷川博己、富司純子、草刈民代、竹中直人、渡辺えり、田畑智子、大原櫻子、高嶋政宏、濱田岳、中村久美(敬称略)らのプロ意識の凄さに感銘し、

音楽スタッフの和田亨音楽プロデューサー、作曲アシスタントでメインテーマのコーラス編曲と劇伴2曲の作曲担当したJirafa,レコーディングエンジニアの小幡幹男、長谷川巧、多くのアシスタント・エンジニア、ヴォイストレーナーの内川佳子(敬称略)、また1曲だけ以前に作曲された「夜の終わりに想う歌」作詞のtomo the tomo,コーラス参加の東京スクールオブミュージックの皆さん、

レコーディング参加の泉尚也、三沢泉はじめ多くの演奏家のみなさんもほんとうに素晴らしい仕事しました、ありがとうございました。

 

俳優の皆さんとは音域チェックにはじまり、作曲demoでの打ち合わせ、ヴォイストレーニング現場にも行ったりして歌唱指導したり、そして撮影用のレコーディング、そして撮影立ち会い、その後のアフレコでの歌録りと、こんなに長く関わった現場もなかったので感慨深い仕事でした。

第69回毎日映画コンクールの表彰式は2月15日(日)19:00~19:54 テレビ神奈川でオンエアとのことです。

写真は私のスピーチの瞬間(重いブロンズ像持ちながらしゃべるの、なかなかデス)。photo:Jirafa

カテゴリー: 映画音楽
(2013年05月18日)
投稿者:suoyon


2012年に公開され私周防義和が音楽担当した映画「終の信託」のDVD、BluRayが発売された。

http://www.amazon.co.jp/終の信託【DVD】-特典DVD付2枚組-草刈民代/dp/B00B7WGCAC

この作品は医療と死の問題に真っ向から取り組んだ重くシリアスな作品。原作は弁護士で作家の朔立木の小説。
映画は毎日映画コンクールでの大賞、日本アカデミー賞優秀主演女優賞など数々の賞を獲得している。
監督:周防正行 出演:草刈民代 役所広司 大沢たかお

音楽はいわゆる劇伴音楽とエンディングのテーマ曲も私が作曲。歌と作詞はシンガーソングライターの種ともこが担当、「遠く、そして近く」という楽曲でこの映画を締めくくっている。
また劇中ではプッチーニの「私のお父さん」という名曲がドラマの鍵を握る展開になっており、
その曲のアレンジversionも収録している。20130518-%E7%B5%82%E3%81%AE%E4%BF%A1%E8%A8%97DVD.jpg
勿論サントラもリリースされていますが、作品をご覧になっていないかたは是非DVD、またはBluRayで!  (写真はサントラより)

カテゴリー: 映画音楽
(2012年10月28日)
投稿者:suoyon

 映画「終の信託」が東京国際映画祭で招待作品となり24日会場の六本木ヒルズ東宝シネマズで上映された。

写真はその時のフォトセッション。
 
写真左から周防義和、種ともこ、草刈民代、役所広司、周防正行監督。
 
まず周防正行監督、役所広司さん、草刈民代さんの舞台挨拶。そして特別ゲストで私周防義和と種ともこがステージへ。そしてエンディング曲「遠く、そして近く」をライヴした。
六本木ヒルズ東宝シネマズのスクリーン7は横に長い大きな会場。満員のお客さんの中でのありがたいライヴとなった。
映画は今日27日から東宝系で上映される。
 
 
 
カテゴリー: 映画音楽
(2012年04月07日)
投稿者:suoyon

WOWOWの向田邦子ドラマシリーズ《イノセント》の第3回は『三角波』。
これは「さんかくなみ」と読む。2つの異なる方向からの波がぶつかると巨大な三角波が発生して、大きな船でも
呑込まれてしまうという。
そんな三角波を人間関係の三角関係になぞらえたようなストーリィだが、意外な展開が待ち受けている。

監督は『毎日かあさん』の小林聖太郎で出演は貴地谷しほり、小澤征悦 etc。
僕の劇中音楽は多くないが象徴的なシーンに同じサウンドを数回、主人公のテーマ的なものを2回入れた。
小林監督のドライな感性から、情緒的で歌謡的メロディアスな音楽はない。勿論僕もそれで全く問題はない。

20〜30年前に書かれた向田邦子さんの原作にこのような題材があったのかというのも興味深い。
エンディングテーマ曲「OUT OF THE BLUE」は周防義和singsのバージョンを起用デス。

写真は音響ハウススタジオでアコースティックギターをレコーディング中の周防義和。
 

photo:Jirafa

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