過去の投稿
カテゴリー: 映画音楽
(2023年08月31日)
投稿者:suoyon
投稿者:suoyon
Wayne Shorterドキュメント映画『Zero Gravity』
今年3月に旅立ったウェイン・ショーター先生(ココロの師ね)の
ドキュメント映画『Zero Gravity』を
Amazon Primeで観た。
とてもとても、ほんとうにとても興味深い!
episode1、2,3 と3部あり見ごたえある。
肌の色じゃなくて、その人の行動を見て人を判断しなさい、
という母からは芸術的なインスパイアも受けたのかもしれない。
漫画を描いていた子供時代、美術で受賞し、その後音楽をやり、あっという間に
若手の有望株、それもサックス奏者としてだけでなく
作曲家として新しいジャズを想像していく超凄い人へ・・・
しかしニューヨークの大学の音楽の先生の言葉:音楽の道は3つあると言い、
イマ・スマック(当時活躍していた凄いテクニックの歌手)、
ストラヴィンスキー、チャーリー・パーカーの3つだと言う。
日本じゃありえない!!!考えられない独自の先生!
ウェイン・ショーターのティーンエージャー期はチャーリー・パーカーの
ビバップが隆盛してきた時代。当時一番刺激的で新しい音楽はビバップなわけだ。
ショーターはすぐビバップのイディオムをマスター。
episode後半はダニーロ・ペレスらとのカルテットが凄い。
全く予測できない演奏、演奏形態!ジャズを超越。
死ぬ直前まで現役、それも
絶えずチャレンジする精神性の高い音楽を想像していたことがわかる。
ハービー・ハンコック、ジョニ・ミッチェル、カルロス・サンタナ、
ソニー・ロリンズ、レジー・ワークマンらのコメントもある。
テルコ、アナ・マリア、キャロリーナという結婚、宗教などのプライベートのことも描かれている。
作曲家としては1960年頃から2020年代までショーターワールドが一貫しているし、
サックス奏者としてはイマジネイティヴで、おきまりの吹きまくりアドリブという感じがなく
その場で感じた感覚で間の取り方も凄い。
このドキュメントで改めてその独創性が確認できた。
写真左はアルバム「EMANON」より。
カテゴリー: 雑感
(2023年08月24日)
投稿者:suoyon
投稿者:suoyon
小池さんだ!!鈴木伸一さんの本
先日のG9+1で音楽をつけた作品群のひとつ鈴木伸一さん(89)が
信濃毎日新聞に登場していた!!!
最近出版された自伝的な本のことが紹介されている。
鈴木さんは旧満州で小学生時代を送り生まれ故郷の長崎に引き上げ、
その後東京に出てあの伝説のトキワ荘の住人になった方。
藤子不二雄の「いつもラーメン食べてる小池さん」のモデルの由来や
赤塚不二夫らとの思い出を語った本。
1950年代に観たディズニー映画の影響でアニメーションに憧れた
そうだ。
鈴木さんとのG9+1での打ち合わせの時には
僕が映画『Shall we ダンス?』の音楽を担当したことで
そんな話にも触れていただいた、優しき方。
杉並アニメーションミュージアムの名誉館長。
多くのCMも制作されている。
yukko project
プロフィール
ミュージシャン
映画音楽
- 『生きる』がイギリスでリメイクされた
- Wayne Shorterドキュメント映画『Zero Gravity』
- 『水で書かれた物語』を上田の映劇で観る。
- 配信ドラマ『シコふんじゃった!』が世界配信!
- シコふんじゃった!2022
雑感
- 小池さんだ!!鈴木伸一さんの本
- INTO ANIMATION 8 国立新美術館で8月4日(金)6日(日)に上映!
- MPJ でのオンライン講座2023
- 4年ぶりの菜の花公園
- ラジオ番組『うっぴいステーション』にゲスト出演
音楽